春の花々2018

花は色々あれど、愛でる人間と共にいるのもひとしおだ。実のならない花も多く、その花の姿を愛でる為に植えられるが、ならない花から採った実だと嘘を宣伝して売って回るのは恥ずかしいとは思わないか？ 生る実を盗むのではなく、生る実を生やしている花の保護が大事なのでは？

思想は千差万別とはいえど、貴重な実を生やすと知りながら、その花を蹴散らす人々の心理は、さぞや毒花を増やしているのだろう。生る実もそのうち生らなくなるし、実を生やす花を育てる努力すらせず、勝手に生えてたと貴重な花を雑草扱いし、雑草が貴重な花のふりをしてお祭り騒ぎだ。 望玄語霜 筆&photo