先月末、地球一周分・４万ｋｍを走り終えて、ジジの身体同様ボロボロになった１代目の自転車を予備軍に置くことにした。あれから、１５日、発注しておいた２代目の自転車がやって来た。この自転車には、最初から明確なミッションが課せられている。即ち、ジジと一緒に月へ向けての３８万ｋｍを無事走りきることだ。走行途中で、あちらの世界からお迎えが来たら、その時には即座に「銀河自転車」に変身してもらいたい。それまで此方の世界では、矢作川コース以外にも、どこか遠くの知らない街まで足を伸ばしたい。列車に積んで輪行し、山坂をゆっくり走り、最後には月まで到達したい。寄る歳なみで、今後、手足の力がドンドン弱ってくることが必至のジジの希望をサポートし、それに応えてくれる自転車は、自重が軽く、ぺダリングが軽い、Ｗの軽さがなければならない。おまけに安価な事も。自転車屋のお兄さんが頭を抱えて見繕ってくれたのが、安価なカーボン自転車。色は事故防止用に白だ。う～ん軽い。いざ、月へ。
