5・6年前から、キンメツゲの生け垣が部分的に枯れ出した。その歯抜けの部分に丈夫な南天を植えている。全体的にはなんとも見苦しい生け垣になって来た。南天の葉は先端にしか付かない。根元の部分をカバーするためにセイヨウジュウニヒトエを植えておいた。これが生命力抜群で、冬は枯葉色になりながらも、今の時期には、ちゃんと花の茎がニョキニョキ伸びて来る。その茎に濃い紫の花が咲き、塔が出来る。名前を見て、西洋にも十二単がったのかと調べてみた。元々、日本にジュウニヒトエと言う名前の花があって、ヨーロッパ(原産はアメリカ)から来た園芸種のこの花が、日本のそれに似ていたことから「セイヨウ」を冠したと言うことらしい。見苦しい生け垣をカバーしてくれている。





