お隣さんの三十五日法要が行われ、お参りしてきた。和食レストランに集合と言うことだったので、お経はどこのお寺さんだろうと思っていたら、レストランのホールに阿弥陀如来像が掛けてあって、その場が法要場になっていた。成程、法要が終わったら、直ぐ横に場所を変えて食事が出来るという具合だ。近頃、葬儀場では葬儀だけでなく年忌法要までそのスタイルで行われることは聞いていたが、レストランもそれが出来るのだった。家の構造の変化やライフスタイルの変化に対応して、昔ながらの家でやる、又はお寺でやる等の他にいろんな形が選べるようになっていた。宗教界は伝統の塊りかと思っていたが、ニーズを先取りして変化していた。