小林一茶の句「われと来て遊べや親のない雀」を真似て、ジジは「われと来て遊べや親の無い小鳥も有る小鳥も」と言いながらカメラを構えている。一茶の場合、憐れみ、優しさが溢れていて、雀達が寄って来そうな雰囲気が伝わって来るが、ジジの場合、「親の無い小鳥も有る小鳥も」と言いながら、寄らば撮ってしまおうと言う下心が有り有りで、遠くの方で声はすれども気配すら見せない。堤防道路から農道へ下りた所に、小鳥の好みそうな、小川、雑木、雑草、茶畑のある場所があって、その横を走る時には小鳥の鳴き声が聞こえる。動体視力が弱い上に遠近乱視のジジはその姿を確認出来ない。先日、天気の良い日に、その場所に自転車を止めて様子を窺ってみた。暫くジッとしていたら、小鳥が遠巻きにこちらを見ていた。一番近付いて来たのはホオジロだった。一茶の心境になったらドUPの写真が撮れるかも。
走行データ D:30.22 T:1.29.19 A:20.3 M:35.5 O:1435.8+60000
走行データ D:30.22 T:1.29.19 A:20.3 M:35.5 O:1435.8+60000