この地方の村祭は１０月に集中している。昔は祭となると、本家に親戚縁者が集り、ご馳走を食べ、大人達は酒を飲んだ。その宴の中心は、大きな皿に盛り付けられたボラの煮付けだったのを思い出す。今日も暑を逃れ、海岸緑陰コースに向ったが、その途中、唯一カンカン照り部分が、衣浦港中央埠頭横の釣りデッキだ。おじさん達が入れ食い状態でボラを釣り上げ、別のおじさんが、針を外し、即、まな板に乗せて鱗と内蔵を取り、開きに。プロ並みの出刃さばきと連係プレーが素晴らしい。ジジ達の年代は、ボラを見ると、記憶の中の「ボラと祭」がセットで思い出されてくる。暫く、暑さを忘れて眺めていた。
走行データ D:25.01 Ｔ：1.25.13 A:17.6 M:27.6 Ｏ:102019.27
暑さ逃れに、海岸緑陰コースに入ったが、その途中、中央埠頭横の釣りデッキの部分だけはカンカン照りだ。
しかし、その暑さをモノともせずに、おじさんたちは釣りに忙しい。
竿を入れると同時に、
獲物の手応え。
大きなボラだ。
別のおじさんが待ち構えていて、針を外し、
まな板に乗せ、鱗と内蔵を取り、開きにする。その手際よさはプロ並みだ。ジジは、暑さを忘れて暫く眺めていた。
ボラを見ると、何故か昔の村祭のご馳走を思い出す。