数学の王道

数学研究会代表 数学プロ主任講師の本音

私の履歴書 No1

2019年07月08日 | 日記

僕は酒屋の長男として生まれた。

小学校2年生から、毎日、キリンレモンとラガービールの配達の助手が日課だった。

この当時 キリンは圧倒的なシェアを持っていた。

 

 

今のように、缶ビールではなくビンビールだった。

ビンは重く、配達して終わりではなく、帰りには空きビンを持って帰らなくてはならなかった。

 

夏休みは毎日 強制的に配達の助手としてこき使われた。

特に 友達と遊びたいときは、本当に嫌だった。

 

中学生に入学するとクラブ活動後 先輩の鞄持ち 家に帰れば酒・ビールの片付け

本当にクタクタで勉強どころではなかった。

 

その割には、成績が悪いと親父は

「中卒で酒屋を継げ!」とマジで言っていた。

 

サラリーマンの家庭の友人が羨ましかった。

 

この頃から 将来こんな生活から早く抜け出したいと本気で思っていた。

それが、僕が勉強する一番のモチベーションになった。

 

今 思えば10年くらいまえのASEAN諸国と全く同じだ。

 

とにかく、「将来酒屋は絶対嫌でもっとちがう仕事をしてみたい!」

しかし、親父は家業が優先で 中学3年の時 やっと少し解放された。

今度は、受験勉強が待っていた。


 

続きは次回書きます。