悲しき深夜の作業

寝落ち常習者、ウン十年ぶりに徹夜するの話。
会期前の最後の窯焼きのため絵付けをしたのですが、この作業結構時間がかかります。
翌朝から焚く予定だったので、絶対その日のうちに終えなければ！という状況でした。

遅くなるだろうなと覚悟して午後から作業開始。
夜もラジオを聞きながら、寒い部屋で手を動かします。

深夜１２時、もう少し早く始めていれば・・いやいや１０月のうちにもっと頑張っていれば・・
　　　　　頭の中は自責の念でいっぱいに。
１時　モノを離して見てることに気がつく。焦点が合わないのは眠いのか老眼か・・
２時、猛烈に眠く
３時、そして悲しい
４時、ラジオがまだやってる事に感謝。
５時、この頃から少し元気になり始め
６時、これはワーカーズハイ？もうノリノリ。　　　　
７時、ハイだけど油断するな！お前は寝不足なのだ！窯積みは慎重にしろ！
　　　そして急に寒さが襲ってきたところで作業完了。
・・・世間はすっかり次の日でした。

完全徹夜なんぞ、最後にしたのはいつだったか。
慣れてる方には、さほどの事では無いのでしょうが、
最近寝落ちばかりの私には、起きてられた事だけで自分でびっくりでした。
途中ハイの現象にもびっくり。
（興奮は次の日まで続き「徹夜した～」と人に言いまわっておりました）

写真は、窯出し検品を終えて、干支午いざ出陣の図。
会期まであと少し。搬入の準備に入ります。