とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

二人展、会期も後半へ

2014-12-18 | こねもの・陶芸
浦安どんぐりころころでの二人展、会期も後半へ。
お陰様で、ギャラリー内は毎日賑やかな雰囲気で過ごしています。

陶器は羊や猫実珈琲店さんとのコラボカップ「コーヒー豆豆セット」などが展示されておりますが
今回の展示会のために新しく作った器の話を。

それは「切り身の魚皿」
美味しい料理を出すギャラリー近くの定食屋さんから「切り身をのせる皿を探している」という声を聞いたのが3月の話。
サンマや刺身皿とは違う、置いたときに余白の分量がいい寸法があるのだと。
ろくろで挽ける丸い器と違い、四角い皿は石膏で型をおこして作ります。
原型を作り、試し焼きの後、削ってサイズ調整をし・・
試作では幾つか模様を入れたけれど、やはりうるさくならないようにと
結局、下地に薄く刷毛目が見えるだけの白い皿に落ち着きました。

昨日のランチはその定食屋さん。
切り身の注文ではありませんでしたが、わざわざ盛って出して下さいました。
お盆というスペースの「制約」があるなか、どのような配置の仕方があるのかレクチャーも!
作り手としては、他にもランチお値段以上のお話も伺えました。

彩美さんのショールは、来場の方々に首に巻いて楽しんで頂いています。
紫のマットにモノトーンの器のディスプレイは、セットで気に入って頂いています。

「陶と織 小泉すなお・高嶋彩美 二人展」は20日まで。
最終日まで小泉はおります。ぜひお立ち寄り下さい。