杉本かよブログ

杉本かよのちょっとおしゃべり

埼玉県市議会第一区議長会議員研修

2011-01-19 10:24:57 | 日記
議長会主催の市議会議員研修は年に何度か様々な場面で開催されます。
昨日は戸田市が主催で「地域主権と議会改革」というタイトルで拓殖大学地方政治センター長竹下譲氏を講師にお迎えしての開催でした。
私は会社勤めをしていたころから、研修を受けるのが好きで(私の会社も研修会社ですが・・・)
上司に恵まれていたため、あちこちで勉強させていただきました。
興味のある話題の講義を聴くのは参考になるものです。
どういうスタンスで聴くかということが大切ですが、
論文を読む場合でも、こういった講義を聴く場合でも、「ちょっと批判的」なスタンスで聴くようにしています。
なんでも、「そうだそうだ」と聴くよりは、「私ならこう考えるな」というように聴く方がより自分に引き寄せて聴くことができるため
その中から効果的なエッセンスを抽出できるのです。
しかし、気をつけなくてはいけないのは、講義が終わった後の質問で「自分はうまくいかないけれど、どうすればうまくいくのか」というような回答を求める質問はナンセンスだと思います。
数学と違って答えは一つではないので、自分の立場に置き換えて、方法を探すしかないように思います。

昨日のお話はとても面白かったです。
そもそも「地域主権」というタイトルの否定から入りました。
「地域主権」って「地方分権」の別称のような雰囲気ですが、鳩山さんや原口さんが自民党用語のように使われていた「地方分権」を使用したくなかったので生まれたのかもしれないですね。

「議会改革」という言葉もはやり言葉になっていますね。
議員定数の削減や報酬の削減を市民が望むのは、議会や議員の行動が不明瞭であるからとのこと。
本会議そのものは、傍聴者が見ていると筋書き通りの演技を見ているように感ずるだろうなと思います。
常任委員会の傍聴の方がむしろ面白いかもしれません。
国会では予算委員会と言いながら、予算とは関係ない問題を取り上げて、肝心な予算の議論すら出来ない場合が結構あります。
予算そのものの細かい内容は、官僚が決めていて、その中身まで議員が議論するということはめったにないような感じですね。
ただ、国会も本会議では、台本通りに進められることが多いので、予算委員会の中継の方が見ている分には面白かったりします。
市議会でも視察に行くと、予算委員会の場で一般質問的な内容を質問しているところもあります。
何か、形式的なものではなくて、中身の改革を行いたいですよね。



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