杉本かよブログ

杉本かよのちょっとおしゃべり

こども保険・・・

2017-03-29 19:20:59 | 日記
うーん・・・どうなんだろうなぁ・・・(肯定的に)

ときどき考えるのだけれど、私には子供がなくて、まぁそういう人は望んでそうなったわけではないけれど、世の中には数多くいると思うけれど・・・

年金の仕組みを考えると、これはあくまでも自分の掛けた保険料が運用されて、そこに税金が上乗せされて返ってくるということではなくて、現役世代の年金掛け金で、高齢になった年金世代を抱えるということですよね。

だから、少子高齢化が深刻になって、現役世代が年金世代を抱えきれなくなる・・・
それで、私の事を考えると、自分には子供がおらず、高齢になると現役世代に抱えてもらわなくてはならなくなる。

周りの子どものいる同世代のお友達を見ると、子供のために相当のお金をかけているわけですよ。
給料が同じであろうがなかろうが、そりゃ、扶養家族がいればそれなりに控除とかあって、税制面ではある程度考えられているけれど、そんなものは微々たるもので、子供一人いれば、一人分の、二人いれば二人分の成人するまでの親の費やすお金といったら相当なものです。しかし、子供のいない私はそのお金はかからないわけです。(まぁ、当然、年をとっても面倒を見てくれる人もいないわけです。)

となると、私のように子供のいない人が高齢になったときに、現役世代に年金を子供のいる方と同じ条件でお願いしていいものだろうか・・・と思うわけです。

こども保険というのは、そういうことも考えて子育てのための財源を社会保険の一旦と考えようと・・・それで、子供が産み育てやすくなれば、少子化に歯止めがかかるのではないかという期待なのだろうと思います。
まぁ、少子化になる理由というのは、子育て環境の整備だけでどうなるものでもなくて、動物の本能として、「今、自分の種を残さねば!」という自然節理に由来するところが多いと思うのですが、
我々政治家ができることは、社会保険の充実を図ることくらいしかないのだと思います。

ただ、昨今のトレンドとして子育て環境の充実に目が行きがちなのですが、実は高齢者にとっても、介護保険の施行された2000年から高齢化により入所対象者が激増し、社会保険料は増える一方で、制度のひずみが出てきているということも考えなくてはなりません。
財源として消費税の増税もやむなしと思いますが、日本という国が、相互扶助で助け合って生きていくためには相応の負担をしあわなければならないという考えを国民一人一人に持っていただくということが本当にできるのだろうか・・・とも思います。

それこそ、防衛費なんて空虚ものにお金をかけなくても済むようになればいいのですが、それも難しいですものね・・・

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