ねぇ 傍に来て
私を包んで
その腕で
ねぇ こんなにも
離れているのに
触れ合ってる
そう この月が
二人の心 見守ってるから
ねぇ
あなたの指で
いつものように
私の髪を優しく撫でて・・
ねぇ 囁いて
私を癒して
その声で
ねぇ いつの日も
あなたを忘れることなどない
そう この海が
二人の心 繋げてるから
ねぇ
愛しい胸で
私を抱いて
深い眠りの森に着くまで・・
声を聞きたい
傍にいたい
今すぐにでも
駆けだして行きたい・・
ねぇ
あなたも同じ月を見てるの?
海の向こうで
二人浮かべて
ねぇ 傍にいて
どんな時も
いつまでも・・・
私には、省吾の他に、もう一人、尊敬するアーティストがいます。
本田美奈子さんです。
彼女の歌声が大好きです。心が大好きです
今日の詩は、そんな美奈子さんを想い浮かべながら作りました。
天国に届きますように・・
風香・・
月夜の帰り道
風もないのにざわざわと
森が鳴いている・・
こんな時は 歌を歌うの
少しでも強くいられるから
お母さんに言われたんだ
歌を歌えば
森の妖精たちが
道を明るく照らしてくれて
平気でいられるって・・
でも やっぱり怖い・・
歌は囁くように小さくなり
月が隠れるたびに 心細い
早く帰りたい・・
突然 目の前が眩しくなり
現れた 光の小道
その両脇に並んで咲くチューリップ
とても可愛くて
どれも愛らしい・・
赤 白 黄色 ピンクに青色
花に見とれて歩いてたら
いつの間にか 家の前
慌てて後ろ振り返ると
月夜の小道が続くだけ
すべて消え去って
静かに 静かに・・
風もないのにざわざわと
森が鳴いている
何にもなかったように
いつものように・・・
先日、ハウステンボスに行って、沢山のチューリップを眺めて来ました。
今まで見たこともないよう不思議な形をしたチューリップなどもあり、
その種類の豊富さに感動しました
月夜に照らされて咲き誇るチューリップも、とても素敵でしたよ
写真に沢山収めて来たので、新しい詩と共に載せますね
風香・・
傷ついた分だけ 優しくなろう
やがて来る 夜明けの為に
傷ついた分だけ 強くなろう
巡り来る 未来の為に・・・
生きる意味を見失い
心に鍵をかけた
やっぱり 自分はひとりなのだと嘆きながら
周りの慰めも 励ます声も
心吹き抜ける 風に変わる
すっからかんの私のハート
すかすかの私の心
シャボン玉の泡のように儚く揺れて
そして 壊れた
裏腹な大人の心
拳で殴りつけた怒り
鋼で生まれた 青い鳥
大空高く飛び立った
孤独を背負った青い鳥
傷ついた羽 癒す場所
探し続けた迷い鳥
やっと見つけた止まり木に
零れるような星の屑
金色の月に抱かれて
優しい夢に包まれる
セピア色した夢の中で その声は言った・・
「嘆き苦しむ魂よ
命ある者は皆 孤独なのだ」と
「孤独だからこそ
愛に目覚めるのだ」と
「傷ついた分だけ 強くなれる
流した涙の量だけ 愛は宿る
孤独は 愛に目覚める為の
大切な道具なのだ」と・・・
雨に打たれ続けた私のハート
洗い流された私の心
天の川の星屑のように
愛に満たされ一杯になった
心を開いた 青い鳥
鋼の衣を脱ぎ捨てた
もう一度 前向きに生きようと
風に向かって歩き出す
傷ついた分だけ 優しくなろう
やがて来る 夜明けの為に
傷ついた分だけ 強くなろう
巡り来る 未来の為に
私を愛してくれる
あなたの為に・・・
人を憎んでも何にもならない。
憎むくらいなら、心に微かな愛を育もう・・
その愛は、いつか孤独さえも飲み干してくれるから・・・
涙は心に 笑顔は陽のあたる場所へ・・・
風香・・