行ってらっしゃい
朝日を待たず 出掛けるあなた
行ってらっしゃい
福岡の空の下で 働くあなた
その大きな背中で
家族を養ってくれている
あなたがいるから
私がいるの
私がいるから
あなたでいられる
一心同体
空気のような存在
あうんの呼吸
友達以上
恋人以上
なくてはならない
尊い人
行ってくるよ
家のこと頼むな
行ってくるよ
戸締り気をつけてな
行ってくるよ
寒いから もうここでいいよ
行ってくるよ
笑顔で見送ってな・・
行ってらっしゃい あなた
風邪ひかないように
行ってらっしゃい あなた
食事に気をつけて
行ってらっしゃい あなた
怪我しないように
行ってらっしゃい あなた
お弟子さんを大切に
行ってらっしゃい あなた
車が見えなくなるまで
手を振るからね
行ってらっしゃい
気をつけて・・
お父ちゃん、いつもありがとう
気をつけて、行ってらっしゃい
風香・・
したためた恋文を
渡せぬまま見送った
十五で戦地へ向かう人
引きとめる言葉もなく
涙さえ 飲み干した
旅立つ前の 星の下
あなたに呼び出され
梅の花飾り
君に似合うと 挿してくれた
ほろにがづきの夜
逢いたくて 逢えなくて
夜通し濡らす 蕎麦枕
十五で背負う悲しみの
意味を問うて 幾月も
眠れない日を過ごす
あの日渡せず 今も手に
握りしめた恋文と
梅の花飾り
あなたを想い 髪に挿す
ほろにがづきの夜
夜空に咲く梅の花
なぜか、とても儚く見えました。
風香・・
あくせく通う
名無しの権兵衛さん
かみなり雲を引き連れて
今日も嫌味を置き土産
「 偽善者のブログ!
早く消えろ!
天狗になるな! 」
昨夜も 土産をありがとう
でもね・・
一生 認証できないよ
だって ここは平和なブログだもん
だから 何を書いても無駄なこと
それに 何を書かれても平気なの
特別な心を持っているから
ある 知り合いの和尚様から
” アンチファンは 最大の関心者 ”
と 聞かされた
なるほど
だったら 権兵衛さんは
私のファンなんだね!
一番のファンなんだね!
権兵衛さんの訪問は
アクセス数アップに繋がってる
そんなこと どうでもいいことと
いつも 思っているけれど
でも お礼も言わなくちゃね
あくせく通う
名無しの権兵衛さん
かみなり雲を引き連れて
今日も誰かに置き土産
自分の姿を置き土産
悲しい姿を置き土産
あくせく あくせく
あくせく あくせく・・
被害に遭われてるユーザーの皆さま
名無しの権兵衛さんに、負けないでくださいね
風香・・
あなたが生まれた日の夜
夢を見たの
空は真っ青 爽やかな風
辺りは一面 菜の花畑
畑の真ん中にあぜ道があって
その中で 女の子が手を振っている
元気いっぱい 可愛くて
頬ずりしたくなるような
笑顔の子
目を覚ましたら
小さなベッドで
もみじのような手を広げて眠る
あなたがそこに居た
夢じゃないんだよね・・
お母さん 頑張ったよ
あなたが頑張ってくれたから
声一つ上げずに あなたを産んだの
歯を食いしばって
頑張って 頑張って・・
一番心配していた
両目のこと
先生が気づいて
” 綺麗な瞳の女の子ですよ ”
そう 言ってくださった
愛しい子
可愛い 可愛い 私の子
まさか バレンタインの日に
生まれてくるなんて 信じられなくて
最高のプレゼントを
お父さんに贈ることができたの
はるちゃん
そんなあなたも ひとりのお母さん
お母さんの体が弱くて
ひとりっ子にしてしまったけれど
でも 今は あたたかな家族に恵まれて
幸せでいるよね
あなたが
こんなに大きくなって
こんなに綺麗になって
ひとりのお母さんとして 頑張ってるなんて
本当に嬉しくて・・
あの時の夢で見た風景
それが あなたの名前
あなたに逢えて幸せだよ
私の一番の宝物
はるちゃん
生まれてきてくれて ありがとう
そして
誕生日 おめでとう・・
今日は、娘の誕生日
これからも、りゅうちゃんの素敵なママでいてね
風香・・
日照り続きに泣く民の
雨乞いの舞い
ひとたび その魂に触れれば
月は隠れ 闇が生まれる
轟く雷鳴
風は吹き荒れ
砕け散る雨
人々は
豊作を祈り
龍の頭(かぶり)を振る
そこにあるのは 人の抜け殻
最早 操られるかの如く
荒々しく
地を這い 天を舞う
ギラギラと血走った目は
まさに 龍の宿り
空恐ろしい頭(こうべ)をもたげ
口から放つ赤い火で
災いを断つ
けたたましく唸る ドラとラッパ
荒れ狂う龍
月は闇に葬られたまま
三日三晩
滝の如く 雨は降り続く
人々は
恐る恐るも手を合わせ
龍を崇め 天を崇める
五穀豊作と
渾身の祈りを込めながら・・
中国から伝わった龍(じゃ)踊り
五穀豊作を祈願する為の奉納の舞いが由来のようです。
人々を賑わせている踊りの陰に、こうした歴史があることに感動を覚えつつ、
龍神の宿る、龍踊りを堪能したい思います
長崎ランタンフェスティバル
風香・・