春よ 届けて
この想い
ほのかに燃ゆる
恋風を
私は綿毛
ふわふわと
あなたのもとへ
向かいます
風に乗り 丘を越え
水面に浮かび
桜の小舟でおやすみ
星を数えて
あなたの声が聞こえる
心に こだまする
愛しさ胸に抱いたまま
瞳 閉じよう
目覚めた朝は
うぐいすの
羽の毛布にくるまれて
私は綿毛
そよそよと
あなたのもとに
降り立つの
風に乗り 丘を越え
水面に浮かび
桜の小舟で夢見た
時がそこまで
春よ 届けて
この想い
ほのかに募る
せつなさを
ほのかに燃ゆる
恋風を・・
優しくなれたのは、
あなたが、そこにいてくれたから・・
風香・・
砂漠と化した
街並みを見下ろし
君は何想う
確かに
ここに人の暮らしが
在ったと知るのか
寝袋背中に背負い
ありったけの勇気を抱え
今 何が必要かを
その目で見据える
雲間から漏れる
一筋の光
まっすぐに伸び
君を照らす
志熱く みなぎる力が
現実と闘う
人に注ぐ
寄り添い生きる人の目に
見つけた希望の灯火
確かに
人は止まらずに
明日を目指してる
砂混じりの
渇いた土の上でも
懸命に生き抜く
小さな命
志熱く みなぎる力が
現実と向き合う
君に注ぐ
志熱く みなぎる力で
現実と闘う
人を守る
被災地に降り立ち、
沢山の形で救援にあたられるすべての方に、
そして、今日、旅立ったあなたに
心からのエールを送らせてください。
風香・・
海鳥の遊ぶ
穏やかな空の下
君想う浜辺
ひとり歩いてる
この海の向こう
続いてる空の下
君は悲しみを
ひとり抱いたまま
寄り添った 桜貝
手のひらに乗せ 祈る
友よ ふるさとよ
離れていても
想いは傍にある
ひと時も 忘れずに
渡る潮風に
そよぐ松の葉の音
ささら さらさらと
せつなくなびくよ
続くこの海の
向こうにある ふるさと
悲しみ背負って
君といるのかな
キラキラと 光る海
手を合わせ 心祈る
友よ ふるさとよ
遠くにいても
想いは傍にある
ひと時も 離れずに
友よ ふるさとよ
もう これ以上
涙流さないで
頬笑みを失くさないで
あなたの
大切なふるさと、友達が
もう、これ以上
涙で濡れませんように・・
風香・・
今一度
絆点検！
もつれてないか
ほつれてないか
わだかまったまま
そのままにしてはいないか
ひとつでも
あてはまるものがあれば
今すぐに
絆を点検し
強めてください
どんな時も
後悔しないように
いつの日も
繋がっているように
明日も
笑顔を見れるように・・
家族 恋人 友達
ご近所の皆さんも
ひとりひとりが大切な命の繋がり
ここで出会えたあなたとも
もっともっと絆を深めたい
だから・・
今すぐに
絆点検！
もつれてないか
ほつれていないか
わだかまったまま
そのままにしてはいないか
明日が
今日と同じように
いつも通りやってくるとも限らないから
後悔しないように
今すぐに
絆を点検してください
大切なひとりひとりの皆さんへ
今一度、絆を深め直させてくださいね
風香・・
私の心
折れないように
しおれないように
支えてください
純粋で
無邪気で
天真爛漫な心
一瞬にして
形を変えました
潤いたいのに
咲き乱れたいのに
心が委縮して
散ってしまいそうです
誰か
私に気付いて
そして
寄り添ってください
夜になるのが怖いのです
独りになるのが怖いのです
明日になるのが怖いのです
心があるということが
こんなに こんなに怖いのです
聞こえてますか
届いていますか
涙も枯れて
朽ちてしまいそうです
どうか
私に気付いて・・
もう一度
眩しい陽を浴び
色づく花弁から
微笑みが零れるように
生きていく為に
折れないように
しおれないように
今すぐにでも
抱きしめてください
いつの日か、
あなたの心が
穏やかな光に包まれますように・・
風香・・
