夢か幻か
あなたに抱かれた一夜
ひとめ惚れでも
恋焦がれていたわけでもなくて
魂の求めるままに
海風優しく
ひとり
想い馳せる浜辺
寄せる波のその音に
飲み干される辺りの静けさが
更に心沈めてゆく
その時
月夜に満ちる海の向こうから
小舟に乗ったあなたが
私の方へと辿りつき
言葉もなく
瞳 交わし合う
不思議ね
始めて逢うはずなのに
こんなにも懐かしく
こんなにも愛おしい
頬をつたう涙
その瞬間
蛍が現れ
淡い光がふたりを包む
甘いまどろみの中
あなたに抱かれる私は
恥じらい染まる桜貝
潮騒に満つ
まばゆい眩暈に身を置くの
夢か幻か
いいえ
たとえ これが夢であっても
幻であっても
それでもいいの
この想いは
名づけようもない感情
安らぎとて敵わない
ときめきとて敵わない
魂の求めるまま
おもむくままに
ただ
あなたが好き...
心が疲れている時
優しく語りかけてくれる二胡の響き
私も手にとって
あなたを奏でます。
風香
雨碎江南(二胡cover)【二胡:晴菜】
毎日のように
アクセスされるこの記事
『雨碎江南~心の雨~』
娘の弾く『雨碎江南』に興味を抱いて
ご視聴くださる皆様に
心より御礼申し上げます
簡単なようで
とても難しいこの曲。
飾り立てても
意気込んでも
この曲の良さは表現できない。
人の心に
空気のように入り込んでいくには、
柔らかさ
優しさ
哀愁を帯びた表現力が必要になる。
娘の音色に宿るすべてが
皆様の心に響いているのなら幸せ
いつもご覧くださいまして、
心より
心より
御礼申し上げます
これからもっともっと成長していく娘の音色を
楽しんで頂けましたら幸いです
『雨砕江南』 空美風 haruna
hitomi
水のせせらぎ
鳥の声
草撫でる風
暮れゆく陽
干し草の香る
あぜ道過ぎて
顔を出す
小さな藁(わら)の
郷の家
待ち人もてなす白煙が
まっすぐに
茜色の空に伸び
その空渡る鳥達見上げ
たちまちに
心は
懐かしい時へ
回帰する
ふと見れば
腰をかがめた両親の
出迎える姿
たとえようのない
胸のぬくもりに
目頭熱くなる
切なくなる
星の瞬き
蛍の灯
窓撫でる風
月の光
フクロウの鳴く夜
無償の愛を枕に
眠りに就こう
風香
さだまさし 「精霊流し」/ 動画はYoutubeからお借りしています。
去年まで
傍で笑ってた君が
声なき写真の姿になって
切なく僕に
微笑みかける
思い出は
走馬灯のように。
爆竹鳴らし
別れを告げる
想いあふれる
鉦(かね)の音
空の上から見てるかな・・
君の精霊船
とても綺麗だよ
ふたり過ごせた日々に
心から感謝して
ありがとう
そして
さよなら・・
8月15日の長崎市では、
けたたましく鳴り響く爆竹の中、
故人の魂を乗せた船を流します。
この美しい名曲とは真逆の賑やかしさ。
悲しみ 涙は心に置いて
笑顔で見送る
それが
長崎の精霊流しなのです。
~Koju~
「郷」 作曲/ 渡辺俊幸 二胡演奏/ ジャーパンファン
水のせせらぎ
鳥の声
草撫でる風
暮れゆく陽
干し草の香る
あぜ道過ぎて
顔を出す
小さな藁(わら)の
郷の家
待ち人もてなす白煙が
まっすぐに
茜色の空に伸び
その空渡る鳥達見上げ
たちまちに
心は
懐かしい時へ
回帰する
ふと見れば
腰をかがめた両親の
出迎える姿
たとえようのない
胸のぬくもりに
目頭熱くなる
切なくなる
星の瞬き
蛍の灯
窓撫でる風
月の光
フクロウの鳴く夜
無償の愛を枕に
眠りに就こう
あなたの
懐かしい場所を
大切に
風香・・