街の景色も
すっかり冬支度の装い
木の枝にも寒が降り
凍える寒さに
身を縮める葉っぱ達
マフラーのない
むき出しの首に
容赦なく吹きつける
冷たい風が私をすり抜け
落ちた枯れ葉を巻きあげている
そんな中
近くの中学校から
元気あふれる子供たちの声
午後五時の校庭はひんやりと
野球部員達を包みこんでいる
私の父も
中学の野球のコーチだった
たくさんの子供達を
二十年もの間指導してきた
仕事の帰りに
どんなに疲れていても
一日も休まずに・・
賑やかだったあの頃
学校から帰ると
玄関のドアが閉まりきれない程の
野球部員の靴
手料理を振舞うのが
父の趣味だったので
うちの狭い家は
野球部員の汗の匂いでいっぱいになった
時には
教師や 教頭先生まで・・
年頃の私には辛かったけど
でも 父の喜んでる顔を見ると
怒る気にもなれなくて・・
お父さん・・
天国でも野球してるかな
みんなを集めて
ワイワイ がやがやと
笑っているかな・・
私とも
あの頃の思い出を肴に
一緒に語り合ってくれる？
私ね
野球を教えてたお父さんが
本当に自慢だったの
誇りだったの
今だって・・
今日は そんな父の誕生日
遅くなったけど
お父さん
誕生日 おめでとう・・
天国に届くように、大きな声で言わなくちゃ
お父さん・・誕生日、おめでとう
風香・・
胸をわずらう 悲しみの種
育てよう 苦しくても
流した涙の数だけ
いつか実となり 花となる
なにひとつ
無意味なものはない
あなたにとって
私にとって
今 この時も
一分 一秒も・・
雨に打たれた土の上
優しい花が咲く
明日に繋げよう 頬笑みを
今以上 それ以上
受けた痛みは知恵となり
通わす愛の奇跡
なにひとつ
無意味なものはない
あなたにとって
私にとって
この涙が
誰かを包むの
埃まみれの土の上
鮮やかな花が咲く
注ぐ光の土の上
美しい花が咲く・・
今、あなたが流してる涙も、私が流してる涙も、
きっと、無意味なものではなくて、一粒一粒が大切な滴。
その心に流した涙は、いつか必ず優しい心を育み、
大輪の花を咲かせてくれる。強く逞しく美しい花を・・・
風香・・
治まったかと思えば
突然 湧きあがる悲しみ
怒りもなく
憎しみもなく
ただ 悲しいだけ
でも
めそめそと泣いてる自分は大嫌い
せっかく生きてるんだもん
せっかく生まれて来たんだもん
こんなことで悲しんでるなんて
時間がもったいない
明日
気晴らしに海に出掛けよう
大好きな海は
いつでも心癒してくれる
夜の海なら なお嬉しい
一番好きな海の色だから・・
海鳴りの音は
鼓動の響きに似て心地いい
月が出ていたら
最高のシチュエーション
ひとときでも
刹那をうたう
詩人になれる
大切な
ただひとりの人に
この心 届けたいから
この愛 届けたいから
涙がこぼれそうになっても
まっすぐに
前を向いて歩いて行こう
悲しみは
明日 海に流すから
だいじょうぶ・・
いつも
いつでも
涙は心に
笑顔は陽のあたる場所へ・・・
島生まれの島育ちの私にとって、海は心のふるさと・・
波の調べに耳をすませば、どんな感情も静かに凪いていきます。
風香・・
早起きは三文の徳
その言葉通りの
朝日のご来光
窓を開けると
今日一日の始まりの音が
風に乗って流れてくる
背中を丸め
玄関を出る人も
この素晴らしい朝日を浴び
自然と背筋を伸ばし
胸を張って歩きだす
私も
両手を伸ばし
思いっきり息を吸う
朝の空気の味は格別だ
おはよう！皆さん
おはよう！今日という一日
おはよう！私
おはよう！
体中を駆け巡る命の証
生きてるって
こんなにも愛おしい
生きるって
こんなにも尊い
早起きは三文の徳
その言葉通り
幸せを感じる今日の始まり
具合も良くなってきて、久しぶりに早起きしました。
カーテンを開けると、眩しい朝日が・・
曇り空続きの長崎の空に、やっと光が差し込んできたように
私の心も、綺麗な青空が広がっています
風香・・
風邪こんこん こうさぎ
ママのスープ飲んだら
木の葉のベッドにお入り
お腹冷やさないように
風邪こんこん こうさぎ
パパに絵本おねだり
ママは揺れる椅子に座って
手袋編んでるよ
風邪こんこん こうさぎ
熱も少し下がって
明日はきっと元気に
みんなと遊べるね
風邪こんこん こうさぎ
窓の外もこんこん
真っ白な雪が降ってる
外は銀世界
おやすみ・・
おやすみ・・
娘に続き、風邪のウイルスで寝込んでました
昨日は、久々に、点滴のお世話にもなって・・
今もまだお腹が痛いです
皆さんも、外出から帰宅の際は、手洗い、うがいをまめになさってくださいね
風香・・
