青空に伸びる
飛行機雲に沿って
流れて行く 渡り鳥
その目には何を見つめてる
長い旅路の果てに辿り着く
永遠の安らぎ求め 彷徨い続けるのか
風よ風
迷いや 戸惑いのすべても
いつか 意味のあることだと
囁いてくれ
振り返り この手から
失くしたものを惜しんで
取り戻すことなど出来ないとわかっているから
いつまでも煩うことに時間を割き
このまま 果てることなどないように
風よ風
怒りや 悩み多きすべても
いつか 意味のあることだと
囁いてくれ
風よ風
迷いや 戸惑いのすべても
いつか 意味のあることだと
囁いてくれ
人は、迷いの中にあってこそ人生を知る。
そう、あなたに心がある限り・・
すべての人に等しく、その意味がわかりますように・・
風香・・
爽やかな 五月の頃
昼休み いつもの場所で
寝そべり 読んでいたのは
泡沫の詩人
群れるのを 避けるように
人混みから外れて
ひとりぼっちの そんな君に
叶わない 恋してた
優しさを売りものに
摩れながら 生きて行く日々
何かを失くしかけた時
思い出すのは
眩しかった 若葉の頃・・
爽やかな 五月の頃
放課後 教室の机に
頬杖つく 君を見ていた
ありったけの 勇気抱え
それでも 震えながら声をかけたら
嬉しそうに 微笑んでくれたね
思いやりも失い
ひとりよがりに生きる日々
誰かを傷つける度に
思い出すのは
眩しかった 若葉の頃・・
もうすぐ、若葉の芽吹く五月の季節も終わり、雨の季節に入って行きます。
私にとって、この五月は思い出多き月になりました。涙も喜びも含めて・・
そんな心のざわめきは、六月の雨が洗い流してくれるでしょう・・
素敵なものは残し、哀しいものは浄化させて・・
残り僅かな五月の時を、心いっぱいに刻みます。
風香・・
ありがとう この日を
ありがとう この時
今日まで支えてくれた
暖かい家族がいる
思い出が駆け巡っている
青い空 青い海
緑の山に囲まれた
幸せな日が甦る
ありがとう あなたと
巡り会えた日よ
土砂降りの雨に濡れても
あなたの心の傘がある
見つめ合うだけで心が
通じ合う二人だから
どんな時も あなたとならば
手を取り合って行ける
ありがとう ここまで
わがままな私を
見守ってくれた父と母に
今日の日を ありがとう
心から ありがとう
幸せになります
爽やかな五月の空の下で、
素晴らしい日を迎えるあなたへ・・
幸せになってくださいね
貼り絵 風香・・ 作
風香・・