空美風~私らしい言葉で~

二胡と歌の親子ユニット空美風のボーカル担当ひとみが綴るブログです。

キラキラ キラキラ

2011-01-31 10:40:46 | ロンロンチャンネル♪

りゅうちゃん

また 雪が降ったね

キラキラ キラキラ

きれいかね


ほら あのお家の屋根も

公園のベンチも

真っ白になっとるよ

キラキラ キラキラ

きれいかね


そういえば

あの子猫ちゃん どうしたかな?

ちゃんとママのもとに帰ったかな

そして りゅうちゃんも大好きな

ママの腕の中でねんねしとるかな

キラキラ キラキラ

きっと この白い雪

ママと一緒に見とるよね


バーバも

りゅうちゃんと一緒に

また 雪さんに逢えて嬉しかよ

りゅうちゃんがいるけん

キラキラ キラキラ

見えるとよ


りゅうちゃんのほっぺのように

りゅうちゃんの笑顔のように

りゅうちゃんの心のように

キラキラ キラキラ

眩しかとやもん・・





 またまた、こんなに雪が降り積もりました。 

皆さんの街ではいかがでしたか・・  


風香・・


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男の勲章

2011-01-27 21:44:58 | ポエム

いいか 男には

貫くものがなきゃいかん

ひるんだら負けだ

とことん 突き進め

俺の額には

刻まれた深いしわ

苦労を知る者が

つかむ勲章

人生は波乱万丈

何もなきゃ つまらんものさ・・

酌み交わす酒の

勢いで語る親父の生き様が

深く俺のしわになる


いいか 女には

一切のかじ取りを任せ

男の出番は

肝心な時のみ

四人の子供と

俺を育てた人

今でも惚れてる 母さんに

三歩下がって俺を立て

一歩前出て たづなを引く

しわがれた声で 

酔い潰れた親父の

傍に寄り添う 小さなお袋


これからは順風満帆

そうあれと 祈るよ

寝息を立てて眠る

親父の額のしわが

少しだけ緩んで見えた






男性の額に刻まれた深いしわ

それは、生き様を表わす男の勲章・・


風香・・


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りゅう星人☆

2011-01-20 23:12:13 | ロンロンチャンネル♪

何でも知りたがる

りゅう星人

見えるもの 聞こえるもの 

与えられるもの すべて

元気印のハイパワーで 限りなく吸収する

視野は360度回転

体ごとグルグル回り

興味の惑星にひとっ飛び

かじりついたら離さない

” なに?なに?な~に? これな~に? ”

君の「なになに?攻撃」に逆らえない 我らアダルト人は

日暮れとともに

げっそり やつれ果ててるのである

しかしながら

疲れて眠る 危機感のまったくない安心しきった寝顔は

まるで 天使そのもの

スヤスヤ眠る まぶたの中で

遥か無限の宇宙を悠々と泳ぎ

太陽が昇る頃

じっくり蓄えた力が目を覚ます

一番に発する言葉はもちろん

” なに?なに?な~に? これな~に? ”






1歳4カ月のりゅうちゃんにとって、すべてが未知の世界

教えることに感動してくれる姿が、ひと際可愛いのです


風香・・

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父より

2011-01-19 11:56:30 | ポエム

どんな時も笑顔を忘れずに・・

父が教えてくれたこと

その笑顔 大切にしなくちゃ

歌うことも 優しさも 思いやりも 礼儀も

物静かな母に代わり

多くのことを父から学んだ

歌といえば

「星は何でも知っている」

この歌をよく歌ってたっけ

他にも 「星影のワルツ」

夜道を並んで歩く時

ふたりで星を見つけてたね

ロマンチックな所は父譲り

寂しがりやなとこも・・

お父さん・・

昨夜は 暖かい人たちの心で

失くしかけそうな笑顔 取り戻せたよ

皆さんにお礼を言ってね

天国から・・


 娘なら もう大丈夫

皆さんのお陰で 笑顔を取り戻せたようです

おひとりおひとりの

暖かな励ましの声を頂いて

今朝は 元気に起きてました

いつものように 鼻唄を歌いながら・・

皆さん 本当にありがとう

父より・・ 






空に見つけた、虹色の雲

心は、もう元気です


風香・・



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アリーシャの奇跡

2011-01-10 00:43:33 | ポエム

争いの止まない街に

突然 雷が鳴った

みるみるうちに闇に包まれ

歪んだ空から

大粒の雨が降り出し

街中を叩きつける

狂気に満ちた人々のうえに

逃げまどう人々の群れに

容赦なく叩きつける雨

神の怒りに触れたのか

雨は 鋭い痛みで突き刺し

恐れをなした者達は

固くドアを閉ざし 怯え続けた

やがて


壊れてゆく心

人々の瞳には

絶望しか映らない

生きているのかさえ

解らない


何日も家に閉じ込められたアリーシャは

母の目を盗んで外へ出た

叩きつける雨の音さえ アリーシャには心地いい

走る稲妻も 歪んだ空も

アリーシャの瞳には映らない

その瞳に映っているのは

乳白色の何も見えない世界

その瞳で空を見上げ

祈りを捧げた


”天の神よ 

今 私が感じているのは希望です

私の前に道が現れ

私の前に明日が生まれる

雨はいつしか太陽を誘い(いざない)

空には虹の橋が架かるでしょう

この瞳には見えなくても

心の瞳で感じます

あなたの優しさ あなたの温もり

慈悲深いお方


 天の神よ 

もう 争いは終わりです

空に太陽を 風になびく草花を 命に愛を与えてください

今日の日に希望を感じている私には

あなたがいつも必要なのです”


祈りを終え 

歩き始めたアリーシャの肩に

優しく降り注ぐ雨

いつしか

重い雲は払われ 雨は止み 太陽が覗く

乾いてゆく土からは 命の芽が生まれ

空には鳥が遊ぶ

街には歓喜の声が上がり 手を取り 抱き合う人々

駆けまわる子供達

その中を 微笑み歩くアリーシャの姿に

誰ひとりとして気づかない

ただ 天の神が知っていること

アリーシャの祈る心が

奇跡をもたらせたことを・・・







長い文を、最後まで読んでくださって、

本当にありがとうございます


風香・・





 






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