No.177 三日月の滝

８月11日

　お盆・・・先祖様の霊が帰ってきました。

　今年は例に無く暑い日が続いていて、いい汗かいてますが、テレビも新聞も”異常気象だぁ！”と騒ぎたてています。
夏は暑いもの・・・じゃないですか？おかげさんで周りの田んぼの稲は、頗る快調です。
今年の稲は、いいよ！！！　っで、昔なら大喜びだったのに、時代が変わったない・・・

　子どもの頃、こんな暑い夏の日は、決まって部活の帰り道、川岸の野菜畑からきゅうりやトマトを失敬し、ポケットに用意した塩を付けていただきました。
無論、見つかったら逃げます。
一汗かいたら川に飛び込み、又、野菜畑あさり・・・

　そんな昔を思い浮かべながら、暇を見つけては、土湯峠の赤湯温泉に通っています。
赤湯好山荘と言うこの温泉には2つの原泉があって、鉄分の多い赤い湯が腰痛にいいのです。
一度湯に入れると、タオルが茶色になります。外には白湯と言われる硫黄泉もあり、両方入っても500円でＯＫなので、結構たのしめます。
　朝から湯につかるのも気がとがめるので、近くの渓流を散策して一汗流してから・・・などと理屈をこねていたら、カメラと三脚を背負うのが日課になってしまい、これって、足腰にいいのかなぁ～！

　安達太良山の麓に、遠藤が滝と言うかなり有名な滝があって、その下に三日月の滝があります。
いつも、名前に惹かれて行くのですが、水の量が少ないとそれらしくみえないのです。

　

三日月の滝



遠藤が滝





　ここ遠藤が滝は、900年ほど前、遠藤何某が兄嫁に恋をし、謝って刺してしまった事を悔やみ、出家し修行した場所だそうで、当時は「女人禁制」だったとあります。

　そんな歴史や、言い伝いなど何のその・・・

浮いた話の一つもないないおじさんには、かかわりのない場所なのですが、一歩一歩踏みしめ、汗を流しながら歩む姿は、あ～ぁ・・おじんかあ～