風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

『街とその不確かな壁』 物語の扉が開く

2023-04-25 17:32:08 | 

村上春樹さんの新刊『街とその不確かな壁』のページをやっと開くことができました。

物語の扉が開きました。。。。

16歳の女の子と17歳の男の子。

 

高校生の時を、振り返ってみると、制服の色と同じ、グレーかも。

 「サイレント」のような出会いもなかった。

大学になって友達(女の子)から、

「あんたは、女子校だったから、青春の半分を損してる」と言われたことが、

ずっと心に引っかかっていました。

大学時代は、バイトをして旅行をする、という輝かしい?青春の光が残っています。

本を読んで、思索の旅をすることもできました。

 

さて、この『街とその不確かな壁』の女の子と男の子は、どんな青春の光、あるいは闇の中を

歩いていくのでしょう。

 

「壁」とか、「井戸の中」とかは、春樹ワールドのキーワードでもあります。

壁に卵を投げつける・・・というのをなぜか思い出しました。

 

歳を重ねた村上春樹さんが、若い時に書いて、満足できなかった作品にこだわったという

この物語。

久しぶりに、物語の扉が開いて、探検できることは、喜びです。

 

もう、読まれましたか?

 

 ゴッホの白い薔薇  (絵葉書からお借りしました)

  なんとなく、ゴッホの青春を思いめぐらせています。


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