先週、一足先に定年退職し、長年住み慣れた地を離れ、千葉に「終のすみか」を定めた先輩を訪ねた。(写真を一枚も撮らなかった!)学生の頃、住んだ場所というのは、何年たっても、やはり特別な思いがあるようだ。ある意味、ずいぶん思い切ったものだとも言えるが、最終的には本人の決めることだ。緑の多い郊外で、いろいろ施設も整い、食事の心配もいらず、気ままに生活するには便利で快適この上ない。東京にもほど近いし、九十九里にドライブに行くこともあるという。自分も場合によれば、そうした選択をするかもしれない。人生の第2ラウンドは自分に正直に生きたい。
田植えの終わった田んぼの手前、コスモスが雑草のようにはびこり、中にはもう咲いているのがある。