泉を聴く

徹底的に、個性にこだわります。銘々の個が、普遍に至ることを信じて。

庭の柿

2006-11-04 22:50:21 | エッセイ
 今年も、柿がなりました。
 毎年毎年、ほんとに大したものです。
 小鳥たちにも、とっくに目をつけられ、朝方は心地よい騒ぎが繰り広げられています。
 桃栗三年、柿八年と言いますね。私は、日記を毎日つけ始めて、来年で十年になります。このブログは十ヶ月、詩は八年、カウンセリングは六年、本屋も六年。一つのことを長く続けられるのが、僕の長所なんでしょうか。
 今年の柿も甘かった。
 僕もまた、毎年毎年、味のある作品を、世に送れるようになりたい。
 セラピーもまた作品です。売り場もまた作品と言える。
 もっと言えば、一人ひとりの人生もまた、作品なのです。毎日が、創造の一ページ。
 柿よ、ありがとう。君はそこに生きているだけで、僕にいろんなことを教え、また実りを与えてくれる。

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