「パラリンピックでの医師、看護師の配置人数が競技数がピークとなる8月28日では、医師は120人程度、看護師は150人程度を想定している」国会の閉会中審査で丸川五輪相が答弁したものだ。
医療崩壊がはじまっている中で、これだけのスタッフがいたら、現場でどれだけの力になるだろうか。宿泊施設や療養施設などででも力になるはずだ。
自宅などで新型コロナウイルスの症状が悪化し、今月2~8日に救急搬送を要請した東京消防庁管内の患者1668人のうち、959人が受け入れ先の医療機関が見つからないなどの理由で搬送されなかった。
千葉では8か月の妊婦が陽性となり自宅待機。出血があり入院が必要となったが見つからず、自宅で出産。しかし赤ちゃんはその後早産で死亡した。
新型コロナウイルスの影響で倒産した企業の数は、去年2月からの累計で1900社に達している。
1年半たっても政府がやることは、緊急事態宣言の延長だけで、ほぼ無策といってもいい。
それでもパラリンピックは開催する。「銀ブラ」を楽しんだIOCのバッハ会長はまた来日する。パラリンピックの学校連携観戦は実施する?
#1年半何してたんだ自民党
人流を増やす第一のキッカケとなったGoto事業の予算がまだ1兆3000億円残っている。まずその予算を療養施設の拡充や医療の充実に充てるべきだ。