「忙しくも平凡で身の丈にあった生活を」と、心がけて過ごしていたある日。
じわりじわりと“それ”はやってきました。
そうです。「コロナウイルス」です
マスクどころかトイレットペーパーや箱ティシュ、カップ麺やホットケーキミックス、ガーゼ生地にゴム紐…ありとあらゆるものが店頭から消えました。棚がガランとした状態を見ると、「焦るな」と言われても焦ります
そして突然の休校。習い事も休みになりました。
学童に行くことも可能ですが、子ども達が学童を拒否
短時間勤務とはいえ、子ども達だけで留守番をさせる不安もありました。
私も夫も(大雑把に言えば)ライフラインに必要な職種であるため仕事は通常通りありました。
しかし、未知のウイルスにいつどこで感染するかわからない状況で勤めに出る不安や恐怖。家のマスクの在庫がどんどん減るのを見て焦ります
学校が休校だった頃の私の1日は…
起床→子ども達の朝食を作る→夫の夜勤分のお弁当作り→夫の朝兼昼食&子ども達の昼食を作る→子ども達が学校から出されている課題の内容確認・用意→出勤→帰宅→宿題丸付け→諸々の家事
職場とスーパーと週1学校と(課題を取りにいくため)この三か所をぐるぐる回っていました。(世のお母さん達もみなさん同じだと思います。)
学校の課題…上の子は自分で計画を立ててすすめるのですが、下の子は…まだまだ親が介入しなければいけませんでした。また、先生方が子どものやる気と自粛生活が乱れないよう、あの手この手で課題を出してくださいます「毎日できたかな?カード」や「〇〇チェック表」、「勉強以外にもこんなことしてみよう!チャレンジカード」などなど…学校に課題を取りに行くたび膨大なプリントの数です。それらに目を通し、やり忘れていないか確認し、宿題を丸付けし、間違っている箇所、わからない所は教えて…、テレビやyoutubeばかり見ないようステイホームで出来ることの模索。自分が子どもの頃、母に「あれはダメ、これもダメ」と口うるさく言う割にはかまってもらえなかった経験があるため、私が勤めに出ているせいで我が子に私と同じ思いをさせてはいけない!!子ども達の「学び」を停滞させてはいけない!!と変なプレッシャーがありました。
テレビで「我が家はこんな方法で自粛生活を乗り越えてます!」とか「ステイホーム中の勉強方法」みたいな特集を見ちゃうと、あぁ私…なんにも出来てない。子ども達が退屈しちゃう。学校が始まった時についていけなくなっちゃう。また下の子が学校で「問題行動」を起こすようになったらどうしよう…とますます焦りとプレッシャーが募りました。そしてそれらがストレスとなって私に重く圧し掛かります。
「他所は他所、うちはうち」と頭を切り替えることが出来ず、どんどん余裕がなくなりました。
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親のこと、ママ友のことについては一旦区切りをつけて、「現在」のことを書いていこうと思います。よろしかったらお付き合いください
コロナウイルスとどう向き合って(戦って)いけばいいのか、ゴールはいつなのか。。。本当に今年は耐える1年でした。(ワクチン接種が始まった国もありますが…)
習い事が大好きな上の子は「もっと上達したい!もっと上を目指したい!」と、ほぼ毎日習い事に通って、大会にも出られるようになったのに、大会も軒並み中止となりました。このような悔しい思いをされた人も数えきれないほどいると思います。
1日も早く「当たり前の日常」が戻りますように。