上の子の習い事の送り迎えがあるためここずっと下の子の習い事に付き添うことが出来ませんでした。
下の子も「一人で行けるよ!」と言うので“交通安全で!!”と口酸っぱく言い聞かせて行かせていました。
先日、すごーーく久しぶりに下の子の習い事に付き添う機会がありました。
駐輪場に自転車を止めて、建物の中に入ろうとした時。
(付き添っていた頃の癖で)つい下の子と手を繋ごうとしたら…下の子がボソッと一言。
(。´-д-`)ボソッ「…今は手を繋がないよ。」
Σ( ̄ロ ̄lll)シマッタ!!
デデデ…デスヨネーーーー
そうか。
そうですよね。
もうお母さんと手を繋いで歩くとか…そういうのは“卒業”ですよね。親離れの第一歩ですよね。
ごめんね。お母さん、まだまだ君を“小さい頃の君”で見ていた。
下の子にも私の知らない「君の世界」が出来ていたんだ。外でお母さんと手を繋いでいるところなんて友達に見られたくないよね。
私は心の底から反省して、以後気を付けようと思いました。
また別の日。
上の子がなんだかイライラしている様子です。
下の子に対して厳しい口調で話しかけています。椅子やドアノブの開け閉めも荒く扱います。
あぁ…思春期に突入し始めたんだな…。
でも私は思春期に突入した上の子を見て「よっしゃー!」と内心喜んでしまうんです。
だって、家族(親)に対してありのままの気持ちを見せてくれるから。
私は母に「思春期」特有の感情を見せることが出来ませんでした。
少しでもイラついた感情を見せたら…少しでも口ごたえをしたら…
その何十倍、何百倍も攻撃(口撃)されます。人格を否定され、非難され、批判されます。
私が小学校5,6年生の頃。どうしても納得できないことがあり、母に口ごたえをしたことがありました。
怒り狂った母は私が着ていた服を全部脱がし(まさに“身ぐるみはがす”)素っ裸で外に放り出されました。
夜だったのであたりは真っ暗、田舎で人通りもなく裸身を見られることはありませんでしたが恐怖でただただ「ごめんなさい。家に入れてください。」と小さな声で何度も訴えました。
「私(母)がいなければお前なんて生きていけないくせに」
その出来事があってから私は母に反抗的な態度を見せたことがありません。反抗的な態度を見せたら…この世の終わりだからです。
話は我が家の上の子に戻ります。
初めての妊娠出産で産んだ我が子。
情報源はネットと「ひよこくらぶ」です。
「ひよこくらぶ」に載っている赤ちゃんと同じ月齢なのにうちの子はまだ〇〇ができない…どうしよう。
ネットでは〇か月でこんなことが出来るって書いてあるのに、うちの子はまだできない…大丈夫かな…
赤ちゃん用の体重計をレンタルして、上の子が生後6か月になるまで毎日体重を計っていました。
ちゃんと母乳を飲めているのか、ちゃんとおしっこが出ているのか…確認の為に「布おむつ」を使っていました。
「大丈夫かな?」「ちゃんと子育てできているのかな?」まさに石橋を叩くような育児をしていました。
そんな我が子にきちんと「思春期」がやってきて、抑えられない感情を私に見せてくれる。
やった!!順調に成長してる!!
しかし私も経験したことがない「思春期」。
受け止められるか…時にはうまいことスルーできるか…ちょっとドキドキです
ブログをご覧いただきありがとうございます!
アグネス・チャンさんの息子さんが「思春期」(反抗期?)を迎えたころ。
「これはあなたのせいでもない。親のせいでもない。ホルモンのせい!」と言って聞かせた。とテレビで話していました。“おもしろいこというなぁ”と感心しちゃった私は子ども達に「この先“思春期”というものがやってきます。自分でも抑えきれないほどイライラしたりするけど、それは誰のせいでもないから。体と心が大人の準備をするためだから。ホルモンのせいだから!」と笑いを交えながら伝えています。上の子にも「(思春期と)うまいこと付き合っていきなさい。お母さんに話しづらいことがあったら、保健室の先生や〇〇先生(上の子がお世話になってる先生)に聞いてもらいなさい。」と話しました。本当なら“おばあちゃん”という存在がいたらいいんですけど。。。
「今は手を繋がないよ」と言った下の子。
家の中ではまだまだ可愛らしいところを見せてくれます