朝がまた来る

旧ブログ名「母のようになりたくないのに」です。
毒親、ママ友、育児、病気のこと…40代パート主婦が呟いています。

幼稚園ママの話⑨

2020-12-17 22:52:51 | ママ友付き合いのこと

Pちゃんからの心無い態度を受けて、「散々あなたの尻ぬぐいをしたのに、その態度はないんじゃない!?」と怒りの感情が芽生えました。

と、同時に仕事の人間関係が上手くいかなくなると「私がこんなによくしてあげたのに裏切られた」と愚痴を言う母と自分が重なって心の底から嫌気がさしました。

また私の中の「母のようになりたくないのに」という思いが崩れてしまう。

私はPちゃんのことを嫌いになりたくない。だって、楽しい思い出もたくさんあったから。Pちゃんが「けめちゃん!おつかれ!」って言ってくれて救われた時もあったから。「秘密主義」で「ドタキャン癖」のあるPちゃん、だけど100%嫌いになれないよ…でも…でも…このままママ友付き合いしてもまた私の中の母に似たところが出てきてしまう。これ以上自己嫌悪に陥ったらまた心のバランスが崩れてしまう。

 

お母さん達の集まりがあった日の夜。私はPちゃんに電話をしました。

Pちゃんが引っ越してから寂しかったこと、いろいろあったけどなんとか卒園できたこと、そしてQくん親子のこと。

PちゃんとQくんママは相思相愛でした。

しかし、Qくんママがクラスのお母さん達を困らせていたことは事実です。

また、Qくんママをめぐってトラブルになっていたお母さん達はQくんママの華やかでミステリアスな雰囲気に惑わされていたのかもしれません。上手く言えませんが、Qくんママは人の心に侵入し、心を奪ってしまう。それをQくんママはわかってやっているのか、知らず知らずのうちにそうなってしまうのか。“深入りしたら火傷しちゃう”そんな人なのかもしれません。

Qくんママに対するこのような考えも率直にPちゃんに伝えました。他人の人付き合いに対して物言いをするのは初めてでした。

Pちゃんは「うん、うん」と私の話を聞いてくれました。私も「話を聞いてくれてありがとう」と言って電話をきりました。

 

Pちゃんとのママ友付き合いは今日で最後にしよう。

母のようになるくらいなら、ママ友付き合いなんてやめよう。

電話を切ったあと、自然と涙が溢れました。

 

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「新学期から再びこっちで生活する」と言ったPちゃんに、私は慌てて「登校班に加入するなら班長さんにすぐ連絡して!」と言いました。上の子の初登校の時にほろ苦い思いをしているからです(※詳細は「幼稚園ママの話④」を参照)

数日後、同じ学区の知り合いのお母さんからLINEがきました。PTAの登校班の係をやっているお母さんです。

「いま新しい登校班の名簿を見てるんだけど、けめこさんのところの登校班にPさんって名前があるんだけど…あのPさん?」

「うんそうだよ。またこの春からこっちに戻ってくるんだって。登校班に加入するなら急いで班長さんに連絡してってPちゃんに言ったの」

「けめこさんナイスアシストですよ!いま区長さんが“見守り当番”の当番表を再作成してます。配布前でよかった~」

 

ほっ。。。よかった~


幼稚園ママの話⑧

2020-12-15 17:43:52 | ママ友付き合いのこと

卒園式の数日前、園長先生から「もしもの時の“プランB”」の説明があり、私も役員のみんなも納得したので無事に卒園式を迎えることができました。

Qくん親子は旅行をキャンセルし、卒園式の練習に参加していました。(そもそも本当に旅行を計画していたのか?もしかしたらQくんママが話していたことは全て嘘だったんじゃないかと疑ってしまいます。)

上の子の時の卒園式は「みんなとお別れするのがさびしいよー」という気持ちもあり涙・涙・涙の卒園式でしたが、下の子の卒園式は「ふぅ~やれやれ、なんとか卒園できたわ」と正直安堵の気持ちが大きかったです。

 

そんななか、クリスマス前に引っ越したPちゃん一家が戻って来ること知りました。

Pちゃん本人から聞いてないし、私自身他人に根ほり葉ほり聞ける性格ではないので、Pちゃんがいつ戻ってくるのか、またこの街(近所)に住むのか、詳細はわかりませんでした。

そして、下の子が卒園した年の春休み。

毎年恒例の上の子の時のお母さんの集まりがありました。(上の子が幼稚園を卒園してからもお母さん同士の付き合いがありました。)※我が家とPちゃんちは上の子、下の子が同い年です。

その集まりにPちゃんも参加していました。お母さんたちも「お早い帰郷だったねw」とPちゃんを囲むようにしてお喋りをしています。Pちゃんはどうして再びこの街に帰ってきたかの説明をしました。(ここでは詳細を控えます)

私はPちゃんからの説明を聞いたうえで「この先また引っ越すこともあるの?」とPちゃんに尋ねました。

するとPちゃんはもの凄く嫌そうな表情で「それ聞かないでくれる?」と言いました。

確かにたった数か月で再び引っ越しをして大変だったと思います。

だけど…そんな言い方ある?そんな表情ある?

あなたは自分がクリスマス前に引っ越すのわかってたんでしょ?

なのになんで卒対の委員長を引き受けたの?

「写真を撮ったSDカードを幼稚園に預けて、バックアップを取っておいてね」とお願いしたのになんでしなかったの?

なんで引っ越すことをギリギリまでクラスのお母さん達に告げなかったの?(私は夏休み中に聞いたけど口止めされていた)

なんで写真をなくしちゃったことを言ってくれなかったの?

写真がなくなったとわかってから、ますますお母さんたちの雰囲気が悪くなったんだよ。

それでも、私や役員のお母さんたちは「子ども達と笑顔で卒園しよう」と必死になって、役員と卒対の仕事を掛け持ちして頑張ってくれたんだよ。

私も自分の子が幼稚園で問題行動をおこしているのに…

子どもから「〇〇(下の子)とスマホどっちが好き?」なんてこと聞かれてるのに…

自分の子どもの声に耳を傾ける余裕なんてなくて、なんでPTAなんて引き受けちゃったんだろう、どうして同じ幼い子ども持つ親同士が揉めたり、要らぬトラブルを起こすんだろう、なんで!?なんで!?なんで!?

散々あなたの尻ぬぐいをしたのに、なんでそんな嫌そうな顔されなきゃいけないんだろう。

 

私の中で何かがプツリと切れました。(つづく)

 

 

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少し「秘密主義」なところがあるPちゃん。気兼ねなくお付き合いできた反面、「ドタキャン癖」のあるお母さんでした。下の子が年少の時、Pちゃんが「お母さんたちだけ集まって新年会やろうよ!」と言い出し、私がクラスのお母さん達の都合を聞いて、数日前からお店も予約して、さぁ!明日は新年会!ってなった時にPちゃんから電話があり「ごめーん!いま子ども達とドライブしてたら間違って高速に乗っちゃって~、子ども達が遠出したからホテルでお泊りしたい!って言ってて~、悪いんだけど明日の新年会欠席させて~」…ってことがありました

また、PちゃんとQくんママは相思相愛でした。

Qくんママに片思い(笑)しているお母さんたちはPちゃんのことを“恋敵”として見ていたと思います

Pちゃんが引っ越しする前、私や役員のお母さん達に「Qくんママのことをよろしく!」みたいな内容のLINEを送ってきて全員シラケたのを覚えてます


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2020-12-13 15:43:52 | 子育てのこと

 

うちの子の問題行動(後編) - 母のようになりたくないのに

こちらのブログで書いた「手の親指にマークを描いてお守りにした」その時の写真が出てきたのでブログのアイコンにしました

これを見てあの頃のことを思い出し、この先新たな問題にぶつかった時の「お守り」にしたいと思います。

可愛いマークを描いたのは上の子、爪から飛び出すほど元気一杯なマークを描いたのは下の子。

接写でピンボケしてますが私の大切な写真の1枚です

 


幼稚園ママの話⑦

2020-12-13 15:22:56 | ママ友付き合いのこと

Qくん親子の存在

卒対の写真紛失

お母さん同士のトラブル

そしてうちの子の「問題行動」

幼稚園、子どもたち、保護者が三位一体になれないままの日々が続きます。

家に帰っても引っ切り無しにやってくるLINE。

波風を立てないように、きつい言葉にならないように、慎重に言葉選びをして返信するため時間がかかります。

ある時、下の子から「〇〇(下の子)とスマホ、どっちが好き?」と言われました。

子どもにそんなことを聞かれるなんて…。悲しくて、情けなくなりました。

子どものために、子どもが楽しく幼稚園生活が送れるようにPTAの仕事を引き受けたのに。私はなにやってるんだろう…。こんなはずじゃなじゃったのにな。不甲斐ない自分に落ち込みました。

Pちゃんは私個人のLINEには「ごめんね」「迷惑かけて申し訳ない」と送ってくるのですが、他のお母さんたちには何も言ってきません。クラスのグループLINE、年長組のPTA役員と卒対だけのグループLINE、どちらにもPちゃんは沈黙したままです。

なので私は「みんな本当に頑張っているよ。笑顔で卒園できるように役員のみんなは特に頑張ってるよ。役員のみんなにも“ごめんね”の一言を言って欲しいな」とPちゃんにLINEしました。

翌日、Pちゃんから役員のみんなに「迷惑をかけて本当にごめんなさい」とLINEがありましたが、返信をしたのは私と副会長のお母さんだけでした。あとの人は「既読スルー」でした。

そうだよね。それがみんなの本音だよね。

それでも卒園の日は近づいてきます。卒業アルバム、文集、記念品、謝恩会の練習、謝恩会の準備、それぞれの業者やお店への発注…

時期的に風邪やインフルエンザなどが流行りだしてきましたが、どうかどうか誰も体調崩さないで。みんなで卒園を迎えよう。あとひと踏ん張り!

そんな時、「家族旅行のため卒園式には出席しない」と言っていたQちゃんママが、幼稚園に「家族旅行から帰ってきたら、卒園式に出席します」と話したと情報が入りました。

今まで子どもたちのため一生懸命協力してくれたお母さんたちの不満が爆発しました。

「Qくん親子が夏休みまで、その次はクリスマスまで、その次は卒園式には出席しないって言ってたから我慢してた。なのになんで!?なんでこうなっちゃうの!?」

「許せないよ。いくらなんでも酷いよ。わたし卒園式はめちゃめちゃにされたくないよ。」役員のお母さんたちの意見に私もまったく同意でした。

私はまずQくんママのところへ行き、Qくん親子が卒園式にでることを確認しました。

私「Qくん、卒園式に出席するの?」

Qママ「うん。旅行の日程を少しずらしたから。卒園式の1週間まえに出発して、(卒園式)前日に帰ってくるの。」

私「えっ?それじゃあ卒園式の練習とかには参加しないの?」

Qママ「うん」

私の隣にいた副会長さんともう一人の役員さんがピリピリし始めました。

私は思い切ってQくんママに言いました。

「Qくんママ、それはなんでも自分勝手すぎるよ。いままでQくんと子どもたちのトラブルを見聞きしてきたよね。Qくんママだって気づいてるはずだよ。私たちは笑顔で卒園式を迎えたい、卒園式では“うれし涙”で泣きたい。そのために1年間がんばってきたの。私たちの気持ちも理解してほしい。」

そして、実はこの時点でQくんはどこの小学校に行くかまだ決まっていませんでした。

「Qくんは4月からどこの小学校にいくの?」と尋ねると「まだ決まってない」と。「学区の〇〇小学校か、〇月に〇〇に引っ越すからそっちの学校か、まだランドセルも買ってない」と。

私は思わず「Qくんママはだれのために生活しているの?」」と言ってしまいました。私自身もうちの子が幼稚園で問題行動をおこしている真っ最中でまだ全然解決してないのに

次に園長先生のところへ向かいました。

「Qくんのお母さんから卒園式に出席すると聞きました。卒園式の練習には参加せず、卒園式の前日に旅行から帰ってくるそうです。」

「園長先生は“多様性を認めましょう”と仰いますが、うちの子もその“多様性”の中の一人だと思います。ここにいるみんなが“多様性”の中の一人です。そして、ほとんどの子が卒園式をきちんと成し遂げたいと思っているはずです。私たち保護者もみんなそうです。“2年間頑張ったね!”と親子で労いたい。労いあって卒園したいです。どうか私たちの想いをわかってください」

「私たちの想いが届かないのなら、卒園式を欠席します」

私と副会長のお母さんはそう言って帰宅しました。

園長先生を困らせてしまったかもしれない、自分ちの子の問題行動を棚に上げて偉そうなことをいってしまったかもしれない。もうこれはモンペじゃん

でも、私は笑顔で卒園したい。何年か後に「あの時は大変だったねぇ~」って笑いながら思い出話をしたい。

翌日、幼稚園に行くと園長先生に呼び止められました。

「昨日のお話、真摯に受け止めました。Qくんのお母さんに(延び延びになる退園予定について)私もしっかり指針を定めるべきでした。卒園式の練習について、Qくんのお母さんとお話をさせていただきます。また、職員一丸となって卒園式にむけて準備をします」

園長先生の言葉をそのまま役員のみんなに伝えると「けめちゃん、言いづらいことを代表して言ってくれてありがとう」「私たちも最後まで頑張るからね!」と言ってくれました。

QくんママやPちゃんの件で正直落ち込むこともあったけど、役員のお母さんたちに支えられて私も頑張れた。園長先生にもQくんママにも言いたいこと言った。あとは子どもたちが笑顔で卒園できればいい。それが一番の願い。

卒園まであと少し…

そんな中、まさかまさかの出来事がおこります

 

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先日、駅の近くを歩いていたらQくんママを見かけました(笑)風の噂で聞いたのですが、もう引っ越しはやめたそうです(笑)

「お母さん同士のトラブル」についてですが、これは年長組ではなく年少組さんのお母さんの中で起こったことです。

対立する2つのグループがありまして、片方のグループのお母さんがPTAの年少組役員さんだったので、トラブルが起きると会長である私と年長組の副会長さんが間に入って仲介役をしていました。(嫁と姑に挟まれた旦那さんってこんな気持ちなんだなー)また、それぞれのグループのボスママじゃない、トップに立つお母さんが2人とも人脈も広く、仕事のできる人なので「この2人が手を組めば最強なのに…もったいないなー」といつも思っていました。


うちの子の問題行動(後編)

2020-12-13 00:13:23 | 子育てのこと

下の子が年長組だった時、クラスには担任の先生の他に2~3人の“補助の先生”が常にいました。そして園長先生も度々クラスの様子を見に来ていました。

“天真爛漫”すぎるがゆえにクラスの友達とトラブルをおこしがちなQくん。

うちの子と同じく、年長組になってから問題行動を起こすようになった子。(問題行動が“自爆型”ではないので、大人子ども関係なく対人関係でトラブルを起こすようになっていきました)

区立小学校に入学するため(日本語に慣れるため)インターナショナルスクール等から転入してくる子。(年長の夏休み明けや、10月頃転入してくるので、先生も子どもたちも保護者もコミュニケーションをとるのに苦労しました片言の英語を駆使して“卒対”の説明とか

定員割れしてる幼稚園とは思えないほど、騒がしく、“多様性”が入り混じったクラスでした。

担任の先生がうちの子の性格を「好奇心、探求心が旺盛で、常にピリピリとアンテナを張っている子」と話していました。そんな性格のうちの子は、常に大人(先生)が何人もいて、多様性が入り混じったクラスの環境に馴染めなかった、ついていけなかった…と思います。心と頭がパンクしてしまったんだと思います。張りすぎたアンテナがポキッと折れてしまったんだと思います。

そこにきて一番の理解者で一番の味方でいなければいけない私が、PTAや卒対やお母さん同士のトラブル処理などを優先してしまったこと。子どもに「幼稚園で荒れないでよ!ちゃんとしてよ!」と言葉で傷つけてしまったこと。

それでもうちの子は性根までは悪くならないでいてくれました。

音楽会、お遊戯会は練習をしなかった結果が出てしまいましたが、卒園式、謝恩会では立派な姿を見せてくれました。

そして小学校に入学。

私も何とか幼稚園のPTAの仕事をやり遂げ、次の代へバトンタッチしました。

下の子も問題なく通学出来てるみたいだな…と思っていた矢先。

学校から電話がきます。

「○○(うちの子)が運動会の練習をしてくれません」

「授業中ずっと鉛筆をボロボロになるまでかじっています」

「何度注意しても椅子に片足をのせたまま座ってしまいます」

そして担任の先生はこう言いました。

「一度スクールカウンセラーに相談してみませんか?」

あぁ…またか…

だけど、今度の私は絶対に絶対に失敗しない!とことん子ども付き合う!寄り添う!絶対負けない!母のようにはならない!!と心に決めていました。

スクールカウンセラーでも何でもどんとこい!いつもの「様子を見てください」「褒めてください」「認めてください」って言うんでしょ?おうおうやってやるよ!とことん「見て・褒めて・認めて」やるよ!絶対「問題行動」を解決してやる!!

おそらく下の子はまたアンテナを張りすぎてポキリと折れているはず。環境に馴染めず「糸の切れた凧」になっているはず。だけど本当は学校で学びたいはず。本当は授業もちゃんと受けたいはず。

そう思った私はまず下の子の環境整備を始めました。

当時2つやっていた習い事の1つを辞めました。辞めた習い事は本人がやりたい!と言ったものではなく私が「将来の役にたつかな?」と思って始めた習い事です。やる気が出ないままダラダラ続けるのはよくないと思ったからです。

子ども達が家で宿題をしている時は私も同じテーブルに座り、テーブルの上で出来る家事をしたり、資格の勉強をしました。子どもから「教えて」と言われるまでは余計な口出しは控えました。

子ども達の前ではスマホを見ないように心掛け、一緒にお風呂に入り、就寝時間も一緒にしました。

子どもと「お手紙交換」もしました。今日あった事、嬉しかったこと、気づいたこと、感謝の気持ち…など小さいメモに書いて子ども達とやり取りをしました。(今現在もたまにやります

毎朝学校に行く前に子ども達の右手の親指の爪にマークや印を「おまじない」として描きました。(鉛筆を持った時に気づいてくれるように)

子ども達も「ママもお仕事がんばってね」と私の両手の親指の爪にマークを描いてくれました。

「離れていても心はひとつ」と願いをこめて学校へ送り出しました。

子どもの声に耳を傾け、寄り添う。

親として当たり前のことを丁寧に、大切に。

もちろん、学校の先生とのやりとりも忘れずに行いました。(うちの子の連絡帳は、先生と私の連絡帳になっていました

そんな生活を続けていくうちにうちの子の「問題行動」は徐々に減っていき、夏休み明けも振り出しに戻らず順調に通学できました。

そして初めての「学芸会」

幼稚園の音楽会、お遊戯会、小学校での初めての運動会…“しこり”が残ったまま終わったうちの子が…

なんと舞台のセンターポジションで!体育館の後ろまでハッキリ聞こえる大きな声で!セリフを言い、歌っているではありませんか!!

私は“バスタオルを持ってくればよかった”と思うほど泣きました。

「この子は大丈夫。」心からそう思いました。

 

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前後編にまとめてしまったため、後編が長くなってしまいました。最後までお付き合いしてくださり本当にありがとうございました

その後も下の子は「問題行動」を起こすことなく通学しています。いまでは学校からの電話もなくなりました。

下の子自身も心が成長したのか、自分の性格をわかってきたのか、アンテナを張りすぎて折れることも少なくなってきたように感じます。

「あなたはそれでいいんだよ」という親からのメッセージが伝わるような子育てを目指し、これからも精進します。

 

 

ちなみに…

園長先生はよく“多様性”と言っていましたが、私から見れば正直“刺激の強いクラス”でした