Daily kenblog 5th*

100%ではない戯言。

怒涛の試乗 LEXUS IS 350 レクサス

2008-03-06 11:36:44 | lexus
毎週木曜日は、怒涛の試乗シリーズ
今回のターゲットは、レクサス IS 350




レクサス IS には排気量の違いで、
IS250 と IS350 が存在します

両方ともに発表と同時に試乗しましたが、
あまり深い印象はなかったクルマです

レクサスだけはクルマ単体だけで、
その価値を決めてしまうのは酷なメーカーでもありますが、
その事は将来エントリーするとして、
今回は素のクルマだけとして試乗しました



過去の試乗回数を忘れているぐらい印象の薄かった、
IS350 をわざわざ試乗するのには意味があります


その意味とは、IS-Fとの比較なのです
どの程度の違いがあるものなのか?
走りもそうですが、装備関係もじっくりと


内装は基本となるLとS、ラグジュアリーとスポーツ。
ラグジュアリーに乗りましたが、
悪い印象はありませんが、メーターそしてセンターのインパネは、
TOYOTA車丸出しで、どうも好きになれませんね

肝心の走りですが、出足から軽くてある速度域までの
ジェントルな使用方法であればまったく問題のない、
軽快なエンジンと走りです

ちょっと逝っちゃう?

的にアクセルを踏み込んでしまうと、
確実にエンジンから悲鳴が出ます、
悲鳴を出した分、加速してはいますけど
あまり気持ちの良いモノではありませんね。
気持ちの良い加減速はイマイチ、
レスポンスもやっぱり優等生な味付けです

レクサスとはそんなクルマなのです。
アクセルをベタ踏み&激加減速して、
乗り回すクルマではありません。
ジェントルに乗るクルマ


外観はやっぱりレクサスの3台(4台)の中では、
極めてスタイリッシュ
このデザインは素直に好きといえます。
でかいドアミラー以外は

同乗して頂いたレクサスのCAさんが、
レクサスにしては物凄くノリの良い方で、
気持ち良く試乗後も商談させていただきました
レクサスにも、型にハマらない「やわらか系」がいるんですね


ノーマルのレクサス IS をもし購入するのであれば、
価格的にも一番手頃な IS250 がベストチョイスです
IS350 までは、あえて必要を感じないです
スペックは当然異なりますが、
100万の差は大きく感じ、1000ccの差は大きくは、
感じませんでした
聞けば売れているのは、圧倒的に IS250 のようです  
皆さんわかってらっしゃる



レクサス IS350 ・・・

流用パーツは多いよう・・・というか殆ど同じだと、
開発責任者の方のインタビューを聞きましたが、
主要な箇所のみを上手に変更してます
GTRのように完全に別物ではなく、
ベース車両をそのまま使用して必要に応じて変更。
良くも悪くも世界のトヨタ方式

ということで、レクサスIS-F とは完全に別物
というわけではなく、走りとその演出、シート形状からメータ、
肝心な部分が違いますが、基本は同じ。
普通に走らせることが出来る高級サルーン

でもこの2台のみで比べた場合、その「愉しさ」という観点での差は、
物凄く大きいと感じました
少し安心しましたが、IS350にあるのに、
IS-Fにないものも存在していて複雑ですけどね

(言い方が逆ですね、IS-Fが別物です)