「関帝廟」↑
2007・4・7(土)は、横浜の
を訪れました。
新年度の慌ただしさの中の疲れと天気予報で山は雲が多く展望なしの期待薄から山登りモードに入れず、とりあえず18きっぷの消化にとゆっくり家を出た。
お昼を食べてから隅々までとことん歩いてやろうという目論見であったのだが・・・。
中華街に着くと関帝廟前ではタイミングよく中国獅子の舞い披露に出くわした。縁起のよい幸先のよいスタートである。
このお兄さんたちが獅子の中身である。
四肢を踏ん張る獅子!<ダジャレ>
あまりの迫力にお母さんの背中に隠れる女の子!“赤い靴”は履いてないな~。
歌舞伎のように見えを切る中国獅子!
去年の春節は超満員。今年の春節は天気が悪くパスしたので、期せずして目の前で見ることができてラッキーであった。
天后宮を過ぎ
中華街を一巡りする。
お昼前なのでまだそれほどの混みようではない。これからが賑やかさのピークとなる。本日、中華街を訪れたメインはもちろん食事である。意図的に朝食はパスして出てきた。
TVでお馴染みの周富徳が腕を振るうお店「周苑」には入らずスルー。
中華街の老舗、超有名店である「聘珍楼」。一度はここでフルコースを味わってみたいものだが、なにせプライスがサプライズだ!因って、ここもスルー。
いかにも中華街という中国っぽい店構えの「萬珍楼」である。「聘珍楼」よりは懐にやさしいが、まだまだサプライズのプライスである。やはり、スルー。
ここは海鮮、ここは上海がに、ここは広東、ここは四川料理が一流と有名店を目で梯子する。おいおい、あんたは何しに来たんだいと言いたくなる。
やはり庶民的に食べ放題バイキングのお店に向かうことにする。最近食べ放題の看板が増えたが、訪れたのは中華街では老舗。中華大通り、善隣門のそばにあるYD店である。
ここは注文してから一品づつ厨房で調理してくれるので、アツアツが出てくるのが嬉しい。味は平均レベル+αくらいかな?好みの加減があるから。
いろいろ食べたい時にはうってつけだ。去年までは1,980円だったのに、2,480円に一気に値上げされていた!元は取るぞと気合を入れて店に入る。
この店ははじめに6品オーダーする。これをクリアすると追加が自由にできるというシステムだ。蒸し物には時間がかかるので、オーダーのタイミングが難しい。一遍に頼むと矢継ぎ早に出てくるし、間を空けすぎると手持ち無沙汰になる。
食べることに全力集中したので写真はなしである。食べたのは、
五目おこげ×2・イカのXO醤炒め×2・北京ダック・ピータン・バンバンジー・貝柱の中国黒豆炒め・チンジャオロースー・酢豚・エビのチリソース×2・香港風帆立の春雨煮・ふかひれスープ・ふかひれ餃子×2・肉包子・だいこん餅・ホイコーロー・茄子のユウリンソース・鶏肉の辛味炒め・五目焼きそば・マンゴプリン・杏仁ソフトアイスクリーム・ライチゼリー桂花風味。<まだあったかな?>
終盤、苦しくなって少々休憩したがすぐに復活。デザートまで味わって終了だ。
元は取ったと内心勝利宣言で立ち上がると体が重い。分かっちゃいるが食べ過ぎたとの思いが・・。。
伝票をレジへ。担当者が一瞬固まった。(他のお客で、売り上げ伸ばしてください。)
店を出るまでは何とかなったが、外を歩き始めるとお腹が苦しくて、切なくて、重くてホントに辛い。(そこまで食べるな!自戒)あちこち歩き回るつもりでいたのだが、体が歩くことを拒否している。座って食べている時はそれほどでもないが、立ち上がっていざ歩き始めると地獄の拷問と変わる。「過ぎたるは及ばざるが如し、中庸、腹八分目、カロリーオーバー、などなど」自戒の念に駆られるが時既に遅しである。
座りたい、これが本音であった。這うようにして山下公園へと向かう。行きかう人々の中で自分だけがスローモーションの世界である。
公園のベンチはどこもカップルや家族連れで座る余地はない。そろりそろりと歩いていると、見るからに辛そうと見かねたのかワンちゃんと一緒にベンチに座っていたナイスなお姉さんが声を掛けて座るように勧めてくれた。「大丈夫ですか?半分空いているからどうぞ!」。まさか、食べ過ぎたとはいえず躊躇しているとさらに勧めてくれた。ここはお言葉に甘んじて休憩させていただいた。
美しく若い奥様であった。近所にお住まいでよく散歩に来るのだとか。ふーふーしながら、しばしお話をする。記念に愛犬のココアちゃん9ヶ月と千晴の写真を撮らせていただく。
この爽やかな港のヨーコ・みなとみらいさんが立ち去った後、心地よい風に吹かれて夕方まで眠ってしまった。肌寒さで起き上がると空には暗雲が広がり始めた。
お気に入りの大桟橋も今回はパス。プロムナードコースをゆっくり歩いていく。
赤レンガ倉庫前通過。
ランドマークが目に入る。
コスモワールドの観覧車も。
馬車道から見上げるランドマーク。都会ではあるが東京のゴミゴミさと違って横浜は落ち着ける空間があるから好きだ。
桜木町に着く。こんな雪靴が飾ってあるお店でコーヒーを頂く。かなり印象的な雪靴ですから、近くにお住まいの方はこのお店がどこかきっとお分かりですね!
青春18きっぷの消化はできたものの、ランチの消化ができない情けなさよ。
明日の快晴を祈りつつ帰りの電車に乗るのであった。<完>
☆次回は4月8日の出没場所です!1日ほぼ同一色の中をよく歩きました。
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