カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

唐松・五竜・鹿島槍 1

2007-09-26 | 山行記録

2007・9・21 八方尾根からのスタート。お昼までに唐松岳を登頂。午後は五竜岳に向けて縦走だ。

 

白馬山麓からゴンドラリフト「アダム」と2本のリフトを乗り継いで八方アルペンラインを八方池山荘まで高度を稼ぐ。

真っ青な空の中を夢心地で登って行く。

 

左から白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳。いわゆる白馬三山だ。

絵葉書のような美しい山岳風景の中を歩く。

 

八方尾根を快適に登る。青空に吸い込まれそうだ。

 

第2ケルンから天狗の大下りと不帰キレットを望む。

 

八方ケルンから振り返る。雨飾山・火打・妙高山・乙妻、高妻山・戸隠連峰・一夜山・飯縄山のラインが見えている。

この日は360度全ての山が見えた。顕著なところでは富士山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、浅間山、四阿山、横岳、岩菅山、草津白根山、苗場山。
栂池から白馬乗鞍岳、小蓮華山など。上の写真の感じでぐるり360度鮮明に見えている様を想像あれ。

 

 不帰キレットを眺めながら八方尾根をスイスイ進む山オンナひとり。

 彼女の歩くその先に現れたのは、

  不帰キレットと白馬三山を水面に映す八方池

 

 

 

日本にこんなところがあったのかと目が覚める感じであった!といっても、今まで何度もここを訪れてはいるが、こんなにクリアに白馬三山を映し出す光景は初めてであった!縦走の目的がなければ1日中見ていたかった。

 

左手には目指す鹿島槍、五竜岳の雄姿を眺めながらの登りである。

 

         鹿島槍ヶ岳

 

        五竜岳

  ↓ 秋を感じる小さな光景。

 

 ヒョウタンボクの実。

 

 岩にバッタ

 

 ナナカマドの実。

 

 丸山ケルンで憩う人々。

 

 丸山を越えれば唐松岳はすぐ目の前だ。 以下のような展望の中を登る。

 

 五竜岳が一際大きく見えるようになる。圧倒的なボリューム感だ。

 

 不帰キレットと天狗の大下り。

 

 ここまで登ると白馬三山が縦ならびに見えてくる。

 

 唐松山荘前に飛び出す。すぐ目の前に唐松岳に連なる稜線が裾を延ばしている。

 

  気分爽快! 山の天気は常にこうでありたい!

 

 目の前には、剱・立山の贅沢な展望が広がる。

 

 剱岳。「また登りに来いよ」と誘われた。

 

 唐松岳への稜線を山頂を目指す山オンナ。

 

 唐松岳山頂。 「あれが五竜岳だよ!」彼が指差す先はこちら。↓

 

 威圧感さえ感じるほどの五竜岳とそこへ延びる稜線。

 

 五竜岳の右に穂高、槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、赤牛岳などを挟んで
 立山連峰、剱岳。

 

 不帰キレットと白馬三山方面。

 

 唐松山荘と大黒岳。さらに五竜岳に連なる稜線。

  

  唐松岳山頂にて 1

 

 唐松岳山頂にて 2

 

 剱岳の右には、毛勝三山も見える。

 

 唐松岳を後に、五竜岳に連なる稜線を進む。

  

 岩稜帯の大黒岳を越えていく。

  

 正面には常に五竜岳を見ながら進む。

 

 槍穂縦走からすれば、おもちゃのような岩場だが 中高年のおじ様は必死で登っていく。

 

 

 通過した大黒岳を振り返り見る。  

 

 前方の稜線を見渡す。

 

 シラタマノキが結構多かった。メンソールのミント系の香りが疲れを癒す。

 

  歩いてきた唐松岳、大黒岳を振り返る。

 

 前方の白岳へは緩やかに登る。

 

 登り詰めれば、五竜岳がすぐ目の前に姿を見せる。

 

 紅葉している樹はほとんどなかった。かろうじて、草紅葉だけが何箇所かで見ることができた。

 

 白岳中腹から歩いてきた稜線を振り返る。

 

 白岳と五竜岳の鞍部に建つ五竜山荘が目に飛び込んでくる。

 ここで あるものを見てしまいました! そのあるものとは?

 続きは、「唐松・五竜・鹿島槍 」へ。

コメント (22)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 連休の山「どーこだ?」 | トップ | 塩見・蝙蝠岳(南ア)2日目B... »
最新の画像もっと見る

22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
快晴~絶景~ (やまとそば)
2007-09-26 12:23:17
こんにちは!
素晴らしい天気、素晴らしい景色ですね!
これを見ていると、山はまさにこれでなくっちゃと
思います。
また、判断もさすがですね!
『いい天気の時に、山は登ろうよ!決して山は逃げたりしない!いつでも来るのを待っていてくれるのだから・・・』
返信する
おひさしぶりです(`∀`) (ミナミ)
2007-09-26 16:06:40
お久しぶりです!
ブログにコメントありがとうございます(*^-^*)

つかぬ事をお聞きしますが、

カモシカさんの写真はデジカメでとってるんですか?
返信する
Unknown (ROCKY)
2007-09-26 21:38:43
八方池 キレイですね~
日本の風景とは思えないですよね・・・ホントに
3000m峰完踏の後 真っ先に行こうかな・・・・
(*’-’*)エヘヘ♪
返信する
はじめまして (山空花)
2007-09-27 00:49:09
カモシカさん、はじめまして。
1昨日は拙ブログにお越しいただきましてありがとうございました。
厚かましくも遊びに参りました。
今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

やはり、山の上は秋なんですね~。
私が行ったお盆の頃よりも空気が澄んでいて八方池からの白馬三山が見事!
私が2日に分けたところを1日で行かれるなんて、さすがですね。
牛首周辺をおもちゃみたいって言えちゃうカモシカさんがカッコイイです!!
私は、レポ中の中高年並みにへっぴり腰なのでどうやったら、そんなカッコイイことが言えるようになるのか、今度秘訣を教えていただきたいです。

あと、厚かましいついでで恐縮ですがTBをさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
返信する
やまとそばさんへ (カモシカ)
2007-09-27 07:41:14
お陰様で初日は最高の天気でした!

いえいえ、基本的に雨は嫌いなだけですよ。特に、山で雨では楽しめませんから。
天気がよければ、無名の山もすぐマイ・100名山です。
返信する
ミナミさんへ (カモシカ)
2007-09-27 07:43:41
元気で何より。長い夏休みが羨ましいですよ!

もちろん写真は、ポケットサイズのいわゆるコンパクトデジカメといわれるタイプです。
返信する
ROCKYさんへ (カモシカ)
2007-09-27 07:51:58
八方池、大当たりでした!

晴天に勝る宝なし、って感じです。
3000m峰は終わったから、8000m峰にしようかな~。(エヘヘ・・)
返信する
山空花さんへ (カモシカ)
2007-09-27 08:04:32
コメントありがとうございます。
いえいえ、こちらこそよろしくです。またいつでもお越しください。
八方池は何回も訪れていますが、こんなにクリアなのは初めてでした。
“カッコイイ”なんて困っちゃうな。もっとすごい方たくさんいらっしゃいますから。
無理をしないで、少しずつ、少しずつ。その延長線上ですよ。
TBありがとうございます。
返信する
クリアーな空 (じもら~)
2007-09-27 11:45:11
八方池は、何度も行っていますが
こんなクリアーな八方池初めて見ました。
晴れているとこんな感じになるんですね~
素晴らしいです。

何か、この頃若い単独女性の登山者増えてきた
感じしませんか?良い事です華やかになって(´ω`)

ヒョウタンボクの実、この前から気になっていたんです。
ヒョウタンボクって言うんですね(^ω^)
返信する
Unknown (ぜいぜい)
2007-09-27 16:01:28
まだ歩いたことないコースでいつかはなところです。
八方池までは行ったことありますが、すごくきれい。
カモシカさんはいつもお山の神様が付いてますね~
返信する

コメントを投稿

山行記録」カテゴリの最新記事