末広亭 三月上席にて
12月13日以来の久しぶりの末広亭だった。
年によっては月に3回=毎席ということもあるが このところ雪山山行が快調で
すっかり生の落語を聴きに行く機会を逸していた。
今日はまさに恵みの雨。
本日の出演者オーダー看板の一部。 今回は内容充実。
というのは、12月の席では代演のオンパレードでがっかりさせられたからだ。
生の寄席では、代演の一つ二つは付き物で百も承知だ。
しかし、前回はちょっとちょっとという感じであった。
今回は、順番の入れ替えがあったもののプログラムのメンバーはOK。
むしろ、色物(漫才や漫談など)とメインの落語の噺といいかみ合わせの流れ
となり昼の部は図らずして特に充実した内容となった。
ぴろきの分かりきっている自虐ネタだが、やはり笑ってしまう。
コントD51のお馴染みのエネルギッシュなおばあさんコントは、新ネタに!
師匠方のお決まりのマクラにやはり くすくす・・・・アハハハ!
まだ若手だが、前座の頃から知っている可龍。また上手くなってる!!
若手の成長を同時進行で見られるのも寄席の楽しみの一つだ。
一方、大御所の話は面白いだけでなく年輪を重ねた魅力がいっぱいだ。
落語界最高齢の桂米丸。四捨五入で90歳!まだまだ現役で高座を務める。
優しい笑顔に癒される。
今回は、初披露の新作ネタ。
歳を重ねた噺家でなければ演じられないモチーフと展開、そしてオチ。流石です。
トリは、三笑亭可楽。生きた江戸っ子言葉を聴けます。
本日は、古典落語の定番 「笠碁」。
寄席の高座は、撮影禁止。噺の面白さと奥深さ、生の噺家の身振り手振りは
各自、寄席でお楽しみを。
中席の予告看板。
「テレビでも時々、落語やってるからそれでいいじゃん。
寄席に行くのはもうよせ。」 と外野の声。
いえいえ、高座からの至近距離<1列目か2列目で>生で聴くのがいいんです。
生で観るのがいいんです。 寄席だって、ライブです!
寄席の独特の空間。 また行きたくなります。
お目当ての噺家の独演会や寄席によく足を運びます。
笑点の大喜利は独演会や寄席ではありません。
あくまでテレビでの余興です。
テレビ日曜 笑・の大喜利 見るの楽しみにしてます。歌○ 宴楽 菊黄
つばささんがいるかと、キョロキョロしてました。
>ついついうとうとです。
私も体力が持たなくなりました。かつては昼夜通しで聴いてもOKでしたが、後半、すーっと意識が薄れることがあります。仕事疲れのままで臨むと止むを得ませんね。それこそ、独特の癒しの空間だからですね。
実は、私も3月上席は3日のひなまつりの日に行きました。平日で、日中は団体が入っていたのですが、珍しく夜はがらがらでした。最近は疲れやすいためか、寄席に行くと、リラックスしすぎてしまい、ついついうとうとです。独特の空間で、体を休めながら笑って、英気を養っているのですかね。