白日会は「若い力」と生涯を通して美術を勉強していく「姿勢」「気持ち」を大切に考える公募団体です。
ここで展示されておりました気になった作品をご紹介致します。

「アリア」 岩手県 E・T 様作 白日賞 受賞作品
まるで映画のワンシーンのような絵。愛する人を見送った女性。旅立つその人を見送る女性の目は、やがて涙でにじんで
見えなくなる・・・・・・。

「読書」 新潟県 R・T 様作
本を読んでいた女性。ふと顔をあげ、本のストーリーを想像する。その真剣な表情はまさにさ読書家。
でも、そこにいちゃあ、ドアを開けられないって。邪魔・じゃま!!

「淡雪」 東京都 H・О 様作
明るい日差しは注ぎ込む見晴らしのいいマンションに帰ってきた女性。外は寒いのであろう、うさちゃんのマフラーが
季節が寒いことを物語っている。しかし!冬物のコートにひざ上のスカートはアンバランス!
なので、この女性は室内でポーズをとらされているモデルさんであろう。妙に色っぽい絵は私の目を釘付けにさせて
しまったのだった。 拡大です。 ↓ ↓ ↓


「静徹なものたち」 佐賀県 M・О 様作
自宅のベッドでくつろいでいる双子らしい姉妹。しかし、蝶が舞っていて、ハトや骨のある部屋ではくつろげませんよねー。
鏡に映っている男性は作者でしょう。 拡大です。 ↓ ↓ ↓


「黄色い果実と赤い柘榴」 奈良県 H・K 様作 白日賞、会友奨賞受賞
日が差し込み、葡萄や柘榴が光を反射している光景が写実的に描かれています。
光りは反射するだけではなく、部屋を暖かく包み込み、幻想的なイメージをかもし出しています。お見事!!