先日GW中に帰省していた長男からは 早めにプレゼントをもらっていました。(尾骨クッション)
本当の「母の日」の朝。高校1年生になった次男は朝早くから卓球部の試合があったんだけど
朝ごはんを食べさしている途中、すくっと立ち上がり
「はい、お母さん、母の日ありがとう^^;」と照れ臭そうに小さな白い包みをくれました。
おすぎが好きで良く覗いているストーンハウスの入れ物です。

ブックマーカーという代物だそうで、所謂 枝折みたいに使うそうです。知りませんでした。
実はこう見えて(・・・どう見えて??) 無類の本読みなおすぎです。常にかばんの中には文庫本が1冊は入っています。
何度も何度も読み返すものもあれば、ふっと手にとってびびっと来た物をゲットしてはチョコチョコと読んでいます。
しおりが最初からついていれば それを使いますが無い時は端っこを折ってしまうダメな癖があります。
次男も漫画から小説まで なんでも読む「図書室にいけばあいつがいる」と学校で言われてるくらいの本好きで
端っこを折るおすぎのような癖はなく、枝折をちゃんと使うちゃんとした人です。
注意されたことはありませんが 見てるんだな~~~って こう・・・・自分では買わないけどあればこれは便利だし
お洒落だし、先取り??(・・・私がそう思うだけか~^^;)みたいな物を次男は考えて考えてプレゼントしてくれます。
相手が何を欲しいか?とか でもひねりがあってドヤ顔もしたい!そんなピントの合った贈り物をするのには
労と金を惜しまない男です。
「お母さんが パワーストーン大事にしてるからこれなら使えるし石にも意味があるからいいかな~~って思ったとよ」と。
さっそく、おすぎのかばんの中で活躍中です♪

娘は 前の晩に買ってきて
「生ものだから・・・」と言って先にお花をくれました。

下の紙には「幸せを願う青い花」と書かれていて 世界で唯一の青色系のカーネーションなんだそうです。
そんな色んな想いも最初は知らずに
前の晩だったので
「そんなん、明日渡してくれたらいいとに。」ってひどいリアクションをとってしまいました。
私が青い色が好きなのを知っているし、娘も青が好きなので一生懸命悩んで悩んで 1輪だけど選んだそうです。
ひどい事を言いました。ごめんね。
そして 本当の「母の日」 娘は「じゃじゃ~~んっ、^^」と言ってくれたのがこれです。

娘はおすぎに似て あまのじゃくなので口で「お母さんありがとう~」なんて言えない子。
そのかわり、さりげないメッセージが胸にしみました。
和柄の素敵なパスケース♪ 働くお母さんでもないからICカードなんて持ってないのに
こうして 女性として見てもらえて自分には必要ない物だと思っていた物を
いえいえ、必要ですよ、と言ってくれてるみたいで その思いやりみたいな気持ちがますます嬉しいです。
お友達と一緒に それぞれのお母さんに贈る物を選びに行ったそうです。
一生懸命 決めきらん娘が私が喜ぶものをって考えてる姿が目に浮かびます。
おすぎは何でもかんでも貰えれば喜ぶって感じの優しい母じゃ~ないので大変でしょう。

母の日の日曜日は 本当に朝は天国 昼間は地獄 夜になっても今度は自分の母の方で色々起こり物凄い1日でした。
一生忘れないだろうってくらい 嬉しさと悲しさと辛さとが一気に何度も何度も襲い掛かる波みたいに。
でも 日がすぎて今日。こうして改めてこの可愛い物たちを見てると 嫌な事が 辛い事が あんまり良く思い出せない。
もちろん、嬉しかった気持ちも思い出せないけど(・・・数日前のことなのに) 今日が嬉しければそれでいいのかなって。
そして今日は 昼から次男の学校に呼び出されて行きます。
先週、学校から電話がかかってきて「16日の12時半に学校に来てください」って・・・・。
なにかやらかしたのか????って 心臓がドッキーンッってしましたよ!!
そうです。やらかしたんです。次男が!!
私も次男と同列の私立出身で 学校独自の奨学賞制度があって こう・・・・何ていうのかな?
奨学金とは違うんだけど、何かを頑張ってる生徒とか成果を挙げた生徒とかが先生から推薦されて
年に一度、創立記念祭で創立者の名前の賞に値する生徒と認められれば頂ける物なんだけど(たぶんそんな感じかな??)
私が行ってた時も まあ・・・貰うのは部活とかで全国大会優勝とか、おすぎの同級生には新体操でオリンピックに行った
秋山エリカ選手がいたので、彼女が貰ってたのは覚えてるけど、そんな感じの功績とかのある人が貰ってたきがするけど
なんと、今回 今年度の受賞者に次男が 次男が選ばれちゃって もう驚きです。
彼は特待生でもないですしね、部活で実績とか そんなのもありませんしね、頭脳明晰で文武両道なスペシャルな子なんて
そんなオーラも何もない、普通。 普通~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~な生徒です。
悪くもなく 特別良くもなく。 くそ真面目でもなく それなりに色んな波乱も中学時代は巻き起こし
何度も何度も先生と涙流して話し合ってきた そしてやっと高校になって 何とか特進クラスに潜り込めて
さあ これから本気になって頑張らないといかんねっ!と言いつつも
彼の高校生活の目標は
「彼女を作ること!」と私に宣言した普通すぎる男子です。
何でやねんっておもいつつも「何で彼女が欲しいと?」と聞くと
「お母さん、あのね、右を見ても 左を見ても男子しかおらんとよ?こう。。。頑張ろうと思ってもヤッパ ねぇ~^^;
彼女の一人でもいれば よっしゃ!頑張ってる所 見せんとねって気合が入るやん。」と言いましてね。
私も女子高だったので 妙に納得ですよ。
「いい志だ!それをよすがに勉強とか部活とか頑張れるもんね、『今日は部活できつかったッチャンね~』とかって
彼女に言いたいっちゃろ??『大変やったねぇ~』とか言われるだけで 充電って感じっちゃろ?」と私が聞くと
「そうそう、そんな存在がいるとね~~~~^^最高やん♪」(次男)
・・・・・・母としては非常に複雑でそんなの私に言えばいいじゃんって思いますがね、人としては気持ちが良くわかります。
そんな感じで始まった高校生活。 入学後いきなり行われた統一学力テスト。
中高一貫だと、成績が受験がないのでどの程度なのか中々外の世界がわかりにくいので不安でした。
中学は公立って生徒の中で 中学からの一貫生は5人。150人の中で5人です。
どの程度のレベルにいるのかな~~~って結果を何となく忘れつつも待ってたら。
1年生全体の中で ・・・・・・・。
1位でした。
嘘でしょう??何かの間違いやないと???って声が出ましたよ。
だって塾も行ってないし 何より、勉強あんまりしませんよ。普通。本当に普通。
言われなきゃしないし、したら代わりにゲームさせてって 何やねんって感じの普通の生活なのに
まぐれで1位。一生の記念にしますよ、その成績表みたいのは☆
それだけでも大満足だったのに (本人はこれからが大変) その上 この奨学賞でしょう?
いいとかいな??うちの子で・・・・って気持ちですよ、本当に。
でも 受賞対象条件ってのを改めてみていると 地道にこつこつと何事もこなし進歩を遂げている生徒にってな紋々を読むと
その文章には びっちりと当てはまるかな・・・・。次男は。特に。
地味です。見た目も地味。
そしてリアルに地道に一個一個です。0か-がつく位だった成績も こつこつ こつこつ確かに進歩をしてきました。
進学中にも何にも通わせてもいなかったし、何より勉強嫌い。
そんな子が とりあえず 目標を持ち、その為の努力をし、実行に移し、持続する。
地味で簡単なことだけど それをこなして続けること 逃げないことがどれだけ大変か。
この賞を頂く事は 私と次男にとっては とても重いものです。
輝かしい成果をあげたわけじゃない。 地味で真面目に生きてきたことが認められたとしたら(それしか考えられない)
意識してしてきたことじゃ~ないのに、これからはこの賞に恥じないように 模範になっていなきゃいけない。
そんな意味では とってもプレッシャーだけど
次男の為には 重さもとってもいいと思う。
だから おこがましいけど あり難く受け取りに 行きます。
長男はね~~~~・・・・・・とにかく なんていうか・・・・キャラ的に人前に立つことが多くて見るからに明るくてって見た目なんだけど
次男は 「不器用ですから」みたいな 見た目も思考も「THE 昭和!」ってな感じなんだけど内面は明るいの。
長男の方が 神経質かな???
次男の地道で地味な生き方が この16歳になる時に認めてもらえて 称えてもらえるって事は何よりの財産になる。
それを 貰えるだけの努力もしてきた。
次男は。
おすぎは そのおこぼれを貰いに行く。
親がこうでも 子どもは育っていく。
その場その場で 思い通りにならなくても こうして遅くても ちゃんと 成長をみせてくれる。
だから おすぎは 踏ん張れているんだ。
次男の受賞を心から喜んだ 娘もすごいと思う。
この13年、毎日毎日 死んでしまいたくなることばかりの本当にそんな毎日だったし 今も痛みに耐えて生きているけど
耐えてきて良かった。
そう思います。
さあ どんな顔して 受賞されるんでしょう・・・・。その顔を見に行ってきます^^