SASのライブの余韻に浸る暇もなく
先週の月曜の夜に事件が!!
夜、レンタルしてたDVDを返しに次男がちゃりで出かけていきました。
30分くらいで帰ってくるだろうと思ってたけど1時間経っても帰ってこない。
きっと帰りにコンビニで立ち読みとかしてるんじゃなかろうか・・・・って内心プンプンしていたら
青ざめた顔して帰る早々 おすぎの前に正座して座り土下座した次男。
おいおいおい・・・・・寄り道してきたくらいじゃ~そこまで叱った事ないんですけど?????
嫌な予感・・・・・(--;)
「何?どうしたとよ?」と聞くと
頭を上げて 今にも泣きそうな引きつった顔でこう言った。
「カバンを盗られた・・・・・。」
「はあ?盗られたって何で?」←(ここ聞き方は後で思うと間抜けであった)
「実は・・・・・・。DVD返した後に帰りに【〇〇パニック】に寄って その時自転車の籠にカバン入れたままにしたら
2~3分で戻ったら カバンが無くなってて・・・・・」
【〇〇パニック】とはゲームソフト等の激安専門店である。
「カバンを自転車の籠に入れたまま、店に入ったと???何で置いてったと?」
「忘れて・・・・・ちょっと見るだけって思って・・・・・。」
「はぁ~~~~~~~~~~~~~~~(T-T)?」
ここは怒り爆発ですがちょっと冷静に
「カバンの中には何が入ってた?」
「財布と家の鍵」
「家の鍵?????? 財布の中身は???」
「・・・・・・学生証と保険証・・・・・・現金は200円くらい」
血の気が引きました。
保険証・・・・家の鍵・・・・・・学生証・・・・・・・。
バカにつける薬がない・・・・(号泣)
本人は物凄く落ち込んでおり いつもなら 手が出るおすぎだけど
さすがに罵倒を浴びせる気になれなくて
それよりもやらなきゃいけない手続きを自分でさせなくては!!!
「警察に届けなさいっ!」
次男 人生で始めて110通報をした。
これも良い経験・・・・・(涙)
震える声で その時の状況から経緯を話している。
その後 おすぎに変わってと言うので 私も警察の方と話す・・・(トホホ・・・)
これは事件だと言う事で 現場検証をこれからとられた場所で 盗られた物が入ってた自転車がいると言うので
現場に行かせる。
不安で一杯の次男。。。。。
おすぎはついて行かなかった。警察の方がどっちでもいいと言ったので 自分でさせる事にした。
その間、旦那に事件の事を連絡し 保険証の再発行の件とか話し合う。
いろいろ文句言われて それはそれで気持ちはわかるけど なんかムカつく・・・・。
学校の先生に連絡を取り 学生証をとられた事、事件の事を伝える。
親は親で 大変だ・・・・。
1時間ぐらいで次男が戻ってきた。
生まれて初めて 泥棒にあい 生まれて初めて 直で警察沙汰を起したわけだ。
盗られたものがものだけに とても不安だったが
こんな経験は 次男の人生にとって無駄にはならない。
くどくど言っても仕方ないので 励ましつつ 早く休むように言った。
そして次男は学習合宿へと翌日から出発した。
2泊3日。
家の鍵をかけても ロックをしていつ誰が何処から家の住所とか調べ上げて鍵を悪用されたら・・・とか
今も不安。
3日たって 次男が帰ってきたら 開口一番
「お母さんっ!財布が見つかったって!!」
「えっ???えええ???」
「学校に警察から連絡があったって」
「学校に?家には何も連絡なかったけど」
「今日連絡があったんだって」
とにかく 警察署に財布は届いているので取りに来てくれと言う事で
行かなくてはならないのだが
身分を証明するものがない次男・・・・。
学生証も保険証も 警察に届いている財布の中なんだもの。
あっとひらめく!
10月に修学旅行に行くためにパスポートを申請していて 丁度出来上がってる!!
という事で
天神にまずは行き パスポートを取って
それを持って警察に行く!!
全部自分で行かせた。
警察ではいろいろ手続きで2時間ぐらいかかったと
ほとほと疲れ果てて帰ってきた次男。
週の初めに盗られて週の終わりに財布は帰ってきた。
怒涛の一週間だった。
カバンは届いてなくて財布だけが見つかった。
中身はお金以外はそのままだった。
レシートとかに混ざって 図書カードも1000円分あったのに それはそのままだった。
200円だけを抜いて財布は捨てたのか・・・・。
大人の仕業のような気がしない。
まだカバンが見つかっていないと言う事と犯人が見つかっていないので
財布は返してもらえたが 事件は解決していないので証拠品としてまた提出する事もあるという。
次男の事件はまだ解決していないんだな・・・・。
と言う 夏休み最後の最後におバカな次男が招いた事件簿でした。