今、ジョジョの奇妙な冒険は子供たちにやたら人気があるらしい。
うちの子たちも知っているし、どちらかと言えばマニアだ。
だけど、ジョジョって僕らが高校大学の時にジャンプを読んでいて連載されていたマンガで、ホントはかなり古い。
て、今日はジョジョの話がしたいわけじゃないんです。
第1章でジョナサンに波紋を教えたツェペリさんが死ぬ間際に言った言葉が、誰かの名言だったんだけど、こういうことを言ったんだよね。
「愛してそれを手に入れることは最良だ」「だけど、愛してそれを失うことはその次に良い」って、感じだったと思う。
そのころはそれを「好きな人」としてとらえ、読んで感動したけど、今の僕には、先日ミッションが壊れた愛車デリカシャモニーちゃんのことのように感じる。
そうなんだよ。最近の僕のデリカに対する扱いは、倉庫かゴミ収集ボックス的な扱いになってた。決して愛車を愛しているとは言えない状態だった。
今回、彼の命がけの訴えに僕は「廃車」という選択を選びかけてた。
50万円くらいの修理費。13年間。16万キロ、直してもまた、いつどこが壊れるかわからない。燃費もめちゃくちゃ悪い。粗末に扱い始めたのも奴の大食いに嫌気がさしていたこともあった。
だけど、そんなことはわかっていたことで、どういう形であれ、もっと愛情を注ぐ必要があったと思う。
今はすごく反省しています。
そんなとき、自動車屋さんから修理代33万円の知らせ。悩みどころの金額に心が揺れたけど、これは、今回の車のことだけじゃなく、今までの僕の行動全般・人生に対する戒めととらえ、8割五分復活へと心が揺らいだ。
帰って、娘に相談すると、「思い出の車じゃけん直そうや」と、言ってくれた。
うれしかった。今度は大切に扱っていっぱい写真も撮ってまた家族で走り回りたい。
今までの感謝もあるからそれぐらいしてもいい。他人の臓器をもらって生まれ変わる訳だけど、また一緒に走りましょう。
君の兄弟分のバイクや自転車もちゃんと大切にして時々は風とともに自由を満喫します。
シャモニー!カムバック!
といううわけで、メカドックさん修理をお願いします。
自分で納得いくまで愛して、いつかそれを失ってもそれはそれで良いことだからね!(^^)!