今日はASでミラノへ。
朝、7時起きで8時にはサンタ・ルチア駅へ。
駅のバール(セルフ式)でクロワッサンとカプチーノ。
ついでにクリームドーナツも買ったが、おやつにとっておく(昼食がいつになるかわからないし)。
車内でおやつ。
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列車は予定より30分ほど遅れ、11時50分ミラノ中央駅着。
中央駅は立派で、思わず撮影。
ミラノは1泊、と決めていた。
(あまり見所がないらしい……ミンちゃん情報が主だが。)
また、ミラノでは結局、ミラノYHに宿泊することにした。
(バーリYHのついでに問い合わせてみたら、ベッドは余っているので予約不要だそうな。)
ミラノYHの受付は15時半まで開かず、荷物も預かってもらえないとYHリストの解説にあるので、駅の預かり所に荷物を預ける。
続いてICNの切符を買いに窓口へ。
6人乗りの寝台車(2等)が1席空いていたので、予約してもらう。
23時発なので待合室について確認する。
窓口も店もすでに閉まっている時間だからだ。
待合室はないが、22時ごろには列車は準備できるし、駅は明るいので問題ないとの返答。
そうこうするうちに13時を過ぎる。
まず「最後の晩餐」を予約しなければならない。
直接行って予約できるかどうかはわからないが、ともかくサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(以下SMDG)に行ってみよう。
午後の開場は15時からのようなので、それまで観光が可能だ。
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まずドゥオモを観よう、と地下鉄でドゥオモ駅へ移動。
階段を上がると目の前がドゥオモで、その美しさに興奮していたら、いきなり妙な男が近づき手を差し出してきた。
反射的に受け取ってはいけない、と感じ、No! No! Don't touch! と大声で言いながら移動。
どうやら鳩のエサを渡そうとしているようだ(受け取ったら金銭を要求される)。
せっかく高揚した気分が台無し。
ドゥオモ前の広場を見渡すと、ミサンガ売りも複数いて、いつやってくるか気になって落ち着かない。
ドゥオモ前からは早々に退散することにして、隣接するV.エマヌエーレ2世のガッレリアへ。
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このあたりは150年前の街並みをそのまま利用しているそうだ。
高級店(プラダ等)が並んでいる中に、マックがあるのはご愛嬌。
ドゥオモ周辺には、さまざまな洋服の店や、リストランテなどがあり、日本でたとえるなら銀座のような感じ。
デパートもある。
観光客と買い物客が入り混じっている。
いったん地下鉄ドゥオモ駅のほうへ戻り、セルフ式の店が並ぶ一角(ロッテリアやキングバーガーもあった)で、サンドイッチとアメリカーノをスタンドで食べる。
探索途中にうまそうな店があったが、お値段もそれなりだったので。
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そろそろ15時なので、SMDG向かう。
ガイドブックの地図を頼りに、人が集まるほうへ歩く。
すると、城のように大きな建造物が。
こんなに大きいの? SMDGって……と思ったら、城でした。
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スフォルツァ城。
スフォルツァ家の城だ。
いきなりテンション上昇。
城を見ると血が騒ぐタチなのだ。
名残おしいが、ダ・ヴィンチの傑作も重要。
どうやら道を間違えてしまったようだ。
通りの名前を頼りに進むと、SMDGの標識が。
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それほど大きくない教会が見える。
ガイドブックによれば、その脇の建物が「最後の晩餐」の受付だという。
確かに「Cenacolo Vinciano」と看板が。
入って受付に予約したいと英語で聞くと、電話番号の書かれた紙を渡された。
「Non posso prenotare?」(予約できないの?)とイタリア語で重ねて問うと、しつこいやつだ、と思われたのか、1人か、と聞かれる。
Siと答えると、17:15に来られるか、という。
Si,va bene.と返事をしたら、発券してくれた。
1人だと滑り込みやすいのかもしれない。
17:15は約1時間後。
1回25人、15分の見学。
教会のほうを見学したり、コンデジの写真を整理したりして時間を潰し、ようやくご対面。
「最後の晩餐」は三重隔壁で、外気にさらされないようになっていた。
修道院の一室で背後の扉が閉まると、次の扉が開く。
長方形の部屋(食堂)の短い一辺に、「最後の晩餐」が描かれていた。
観るまで、「汝らの一人、我を売らん」とキリストが弟子の裏切りの予告をした直後の場面とは知らなかった。
(ヨハネによる福音書13章のエピソードは知っていたが、その場面だとは知らなかった……不覚。)
推測するに、ダ・ヴィンチのことなので、遠近法など斬新な手法を駆使し、美術史的には着目すべき点がいろいろあるのだろう。
が、そこはわからない。
ただ、描かれた人間の躍動感や、構図の斬新さに心を奪われる。
キリストの「だってそうなんだもん」といった表情や、気色ばむフィリポとトマス、それをなだめるヤコブなど、その瞬間の空気が伝わってくる。
ユダの顔はよく見えないが、ペトロをいさめるふりをして、平静を保っているようにも見れる。
大満足で、あとは充実感とともにミラノYHへ向かうつもりが、所持金が20ユーロしか残っていないことに気づく。
このまま順調に終わるわけがないと思っていたが……20ユーロでは、YHの精算すら危うい金額だ。
ドゥオモ駅から地下鉄でミラノ中央駅まで戻る。
たしか構内にATMがあったので、国際キャッシュカードを使い下ろすつもりが、なんと18時で終了していた。
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仕方ないのでミラノ中央駅を出て、駅前で銀行を探す。
中央駅周辺はオフィス街のせいか、土曜に人気はない。
(ドゥオモ周辺が銀座なら、中央駅周辺は日本橋みたいだ。)
その反面、駅前にはホームレスとおぼしき連中がたむろしている。
……ちょっと怖いぞ。
その脇を抜け、駅からまっすぐ伸びているメインストリートへ。
さすがミラノには金融機関がたくさんある。
PLUSの表示があるATMから現金を引き出し、一安心。
帰りはルートを変え、裏道を通りミラノ中央駅まで戻る(ひったくりとか遭いそうで怖かった)。
よし、ようやく宿だと地下鉄に乗ったら、今度はザックを預けっぱなしだったことに気づく。
ミラノ中央駅まで引き返し、荷物預かり所でザックを引き取る。
再び地下鉄へ乗り込む。
19時を過ぎている……日没前にはYHへ着きたい。
Q.T.8駅から歩いて、ようやくミラノYHへ到着。
6人部屋で韓国人の若者4人という部屋に割り当てられる。
気心知れた下宿みたいな雰囲気を壊してしまい、なんだか申し訳なかった。
近所にスーパーがあるとガイドブックにあったのでレセプションで聞いてみると、21時までだという。
いま20:55ですよ?
走れば間に合うかも、と地図を渡してくれたので、行ってみるが、それらしき建物が見つからない。
夕食の調達に失敗。
戻る道すがら、ジェラテリアを発見。
洗濯、シャワーを済ませたのち、行ってみることに。
ジェラートのほかに飲み物を売っていて、ビールも扱っていた。
しかしそのほかはtorta(ケーキ)、pane(パン)と並ぶ……
つまみはなさそうだ。
ビールと水を買い、YHへ戻る。
こんな食生活イタリアにいる意味ないかも??
朝、7時起きで8時にはサンタ・ルチア駅へ。
駅のバール(セルフ式)でクロワッサンとカプチーノ。
ついでにクリームドーナツも買ったが、おやつにとっておく(昼食がいつになるかわからないし)。
車内でおやつ。
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列車は予定より30分ほど遅れ、11時50分ミラノ中央駅着。
中央駅は立派で、思わず撮影。
ミラノは1泊、と決めていた。
(あまり見所がないらしい……ミンちゃん情報が主だが。)
また、ミラノでは結局、ミラノYHに宿泊することにした。
(バーリYHのついでに問い合わせてみたら、ベッドは余っているので予約不要だそうな。)
ミラノYHの受付は15時半まで開かず、荷物も預かってもらえないとYHリストの解説にあるので、駅の預かり所に荷物を預ける。
続いてICNの切符を買いに窓口へ。
6人乗りの寝台車(2等)が1席空いていたので、予約してもらう。
23時発なので待合室について確認する。
窓口も店もすでに閉まっている時間だからだ。
待合室はないが、22時ごろには列車は準備できるし、駅は明るいので問題ないとの返答。
そうこうするうちに13時を過ぎる。
まず「最後の晩餐」を予約しなければならない。
直接行って予約できるかどうかはわからないが、ともかくサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(以下SMDG)に行ってみよう。
午後の開場は15時からのようなので、それまで観光が可能だ。
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まずドゥオモを観よう、と地下鉄でドゥオモ駅へ移動。
階段を上がると目の前がドゥオモで、その美しさに興奮していたら、いきなり妙な男が近づき手を差し出してきた。
反射的に受け取ってはいけない、と感じ、No! No! Don't touch! と大声で言いながら移動。
どうやら鳩のエサを渡そうとしているようだ(受け取ったら金銭を要求される)。
せっかく高揚した気分が台無し。
ドゥオモ前の広場を見渡すと、ミサンガ売りも複数いて、いつやってくるか気になって落ち着かない。
ドゥオモ前からは早々に退散することにして、隣接するV.エマヌエーレ2世のガッレリアへ。
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このあたりは150年前の街並みをそのまま利用しているそうだ。
高級店(プラダ等)が並んでいる中に、マックがあるのはご愛嬌。
ドゥオモ周辺には、さまざまな洋服の店や、リストランテなどがあり、日本でたとえるなら銀座のような感じ。
デパートもある。
観光客と買い物客が入り混じっている。
いったん地下鉄ドゥオモ駅のほうへ戻り、セルフ式の店が並ぶ一角(ロッテリアやキングバーガーもあった)で、サンドイッチとアメリカーノをスタンドで食べる。
探索途中にうまそうな店があったが、お値段もそれなりだったので。
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そろそろ15時なので、SMDG向かう。
ガイドブックの地図を頼りに、人が集まるほうへ歩く。
すると、城のように大きな建造物が。
こんなに大きいの? SMDGって……と思ったら、城でした。
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スフォルツァ家の城だ。
いきなりテンション上昇。
城を見ると血が騒ぐタチなのだ。
名残おしいが、ダ・ヴィンチの傑作も重要。
どうやら道を間違えてしまったようだ。
通りの名前を頼りに進むと、SMDGの標識が。
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それほど大きくない教会が見える。
ガイドブックによれば、その脇の建物が「最後の晩餐」の受付だという。
確かに「Cenacolo Vinciano」と看板が。
入って受付に予約したいと英語で聞くと、電話番号の書かれた紙を渡された。
「Non posso prenotare?」(予約できないの?)とイタリア語で重ねて問うと、しつこいやつだ、と思われたのか、1人か、と聞かれる。
Siと答えると、17:15に来られるか、という。
Si,va bene.と返事をしたら、発券してくれた。
1人だと滑り込みやすいのかもしれない。
17:15は約1時間後。
1回25人、15分の見学。
教会のほうを見学したり、コンデジの写真を整理したりして時間を潰し、ようやくご対面。
「最後の晩餐」は三重隔壁で、外気にさらされないようになっていた。
修道院の一室で背後の扉が閉まると、次の扉が開く。
長方形の部屋(食堂)の短い一辺に、「最後の晩餐」が描かれていた。
観るまで、「汝らの一人、我を売らん」とキリストが弟子の裏切りの予告をした直後の場面とは知らなかった。
(ヨハネによる福音書13章のエピソードは知っていたが、その場面だとは知らなかった……不覚。)
推測するに、ダ・ヴィンチのことなので、遠近法など斬新な手法を駆使し、美術史的には着目すべき点がいろいろあるのだろう。
が、そこはわからない。
ただ、描かれた人間の躍動感や、構図の斬新さに心を奪われる。
キリストの「だってそうなんだもん」といった表情や、気色ばむフィリポとトマス、それをなだめるヤコブなど、その瞬間の空気が伝わってくる。
ユダの顔はよく見えないが、ペトロをいさめるふりをして、平静を保っているようにも見れる。
大満足で、あとは充実感とともにミラノYHへ向かうつもりが、所持金が20ユーロしか残っていないことに気づく。
このまま順調に終わるわけがないと思っていたが……20ユーロでは、YHの精算すら危うい金額だ。
ドゥオモ駅から地下鉄でミラノ中央駅まで戻る。
たしか構内にATMがあったので、国際キャッシュカードを使い下ろすつもりが、なんと18時で終了していた。

仕方ないのでミラノ中央駅を出て、駅前で銀行を探す。
中央駅周辺はオフィス街のせいか、土曜に人気はない。
(ドゥオモ周辺が銀座なら、中央駅周辺は日本橋みたいだ。)
その反面、駅前にはホームレスとおぼしき連中がたむろしている。
……ちょっと怖いぞ。
その脇を抜け、駅からまっすぐ伸びているメインストリートへ。
さすがミラノには金融機関がたくさんある。
PLUSの表示があるATMから現金を引き出し、一安心。
帰りはルートを変え、裏道を通りミラノ中央駅まで戻る(ひったくりとか遭いそうで怖かった)。
よし、ようやく宿だと地下鉄に乗ったら、今度はザックを預けっぱなしだったことに気づく。
ミラノ中央駅まで引き返し、荷物預かり所でザックを引き取る。
再び地下鉄へ乗り込む。
19時を過ぎている……日没前にはYHへ着きたい。
Q.T.8駅から歩いて、ようやくミラノYHへ到着。
6人部屋で韓国人の若者4人という部屋に割り当てられる。
気心知れた下宿みたいな雰囲気を壊してしまい、なんだか申し訳なかった。
近所にスーパーがあるとガイドブックにあったのでレセプションで聞いてみると、21時までだという。
いま20:55ですよ?
走れば間に合うかも、と地図を渡してくれたので、行ってみるが、それらしき建物が見つからない。
夕食の調達に失敗。
戻る道すがら、ジェラテリアを発見。
洗濯、シャワーを済ませたのち、行ってみることに。
ジェラートのほかに飲み物を売っていて、ビールも扱っていた。
しかしそのほかはtorta(ケーキ)、pane(パン)と並ぶ……
つまみはなさそうだ。
ビールと水を買い、YHへ戻る。
こんな食生活イタリアにいる意味ないかも??