昨日、北の大地を襲った寒波は、大変な被害をもたらしました。
登別地方の停電。
この時期、とても辛い試練です。
電気というものは、今、とても重要な役割を担っています。
灯油ストーブも電気で動かしています。
昔ながらの、電気が無くても焚けるストーブは、今時、北の大地ではあまり使いません。
水道も電気でポンプを動かすため、大きな施設では、停電すると水も止まります。
一晩とはいえ、寒かったろうな・・・。
最近、見直されているという薪ストーブ。使っている家があったら、みんなが避難してきたりして・・・。
登別市は、しっぽな地方から車で4時間位かかる遠い地です。
なので、ご心配なく。
それでも・・・。
昨日、帰宅途中、猛吹雪に遭遇しました。
職場を出てすぐ、ホワイトアウト現象で一寸先も見えない状態となり、冷や汗。
見えるのは、車のライトに光る、自分に向かって来る雪だけ。
対抗車線の車のライトも見えず、通り過ぎる時に車が来ていたことに気付く。
両側畑の吹きっさらしでは、雪と風をまともに受けて、道路の境目も分からないから、
慌てて経路を変更して、幹線道路に向かった。
大きな道路に出ると、雪の降り方も穏やかになって、自宅付近では止んでいた。
局地的な降り方だったみたい。そこに、突っ込んでしまったのね、アタシ・・・。
年に何度かある、信号も見えなくなるような吹雪。
今シーズンは、何回遭遇するだろう?
その嵐の後、今朝は晴れていました。
少し、溶けかけていた雪ですが、また、白い世界になりました。
出勤途中で、撮影寄り道です。
忠別川、水の青さが寒さを増長します。
遠くにツインハープ・・・見えますか?
いつもは下流から見ていますが、これは上流側からです。
ここは、「忠別川取水堰(しゅすいせき)」というところ。
あの橋の上からカメラを構えたのです。
この堰のせいで、ここから上流にサケが昇る事が出来ません。
この上流には、産卵床に適した良い所があるらしいのですが・・・。
ツインハープのあたりには、産卵床にむいた良い砂利が少ないのだそうです。
だから、もう少し上流まで遡って産卵出来れば、もっとたくさん、稚魚が育つのです。
せっかく、たくさん戻って来てくれたのに、産院が足りない感じになってます。
「大雪と石狩の自然を守る会」が市と交渉して、「堰」に魚道を作る計画を立てているそうです。
来年、遡って行けたらいいのにな。