しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

キアゲハの里親(爆)

2014-07-08 15:19:12 | つぶやき

冬の間、サケの稚魚を育てる経験をしたせいか?

里親魂が、復活しています(爆)

庭の三つ葉がもっさり生えて、毎年、キアゲハの幼虫をたくさん見つけるのですが、
大きくなって、そろそろ蛹になるのかな?と思うと、必ず行方不明になります。

そりゃあ、そうですよね。

天敵に見つからない、安全な場所を探して蛹になるのですから、
人間の目に付きにくい所へ行ってしまうのは、当然です。

でも、母がしきりに心配します。

「カラスに食べられたんじゃないの?」
「さっき、鳥が来てたみたいよ。食べられちゃうよ。」

どこかで蛹になって、羽化しているに違いないのですが、
今年は、キアゲハの姿を見かけることが少ないので、
羽化出来ずに居るのではないかと、心配しているのです。

そこで、やむなく、保護することにしました。

保護と言っても、アオムシにとっては、いい迷惑でしょうが・・・。


サケの稚魚を育てるために買った水槽に、新聞紙を敷いて、三つ葉を置いて、
大きくなったアオムシ君を捕獲して、飼育開始すると、
そのうち、水槽の中をウロウロと歩き出し、サナギになる場所を探し始めます。

ダンボールの感触が都合良いみたいで、昇ってピトッとくっついて、
蛹になる準備を始めます。

昨日、蛹化(ようか)をじっくり観察することが出来ました。

いやあ、これが。なかなか面白い!

で、動画に撮ってみました。


虫が苦手な方は、止めた方が良いと思いますが、
興味があったらどうぞ!




http://www.youtube.com/watch?v=O4hy3Vci-Vc

次は、羽化を見るのが楽しみ。


コメント (2)
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第一回旭川北彩都(きたさいと)花火大会

2014-07-06 16:08:44 | つぶやき
昨日。7月5日(土)、旭川で花火大会が開催されました。

夏の花火シーズンの到来です。

今回の花火大会は、今年初めて開催されるもの。
線路の高架化に伴い旭川駅が新しくなって、駅前がずっと工事中だったのですが、
駅前広場が完成して、その記念にイベントがありまして、
イベントはともかく、花火大会は今後、毎年開催されるのでしょう。

だって、第一回って言ってるし・・・。

初めての花火大会なので、どのように打ち上げられるのか、よくわかりません。
打ち上げ場所は分かっても、何処から見るのが綺麗なのか、想像するしかないのです。

会場には、見学スペースが用意されていますが、
屋台が並ぶその向こうに花火が上がるし、近すぎて、私のカメラでは上手く撮れないかもしれません。



私は、出来れば何か、風景を一緒に入れ込みたいので、少し離れた場所を探すことにしました。

花火会場は、旭川駅のすぐ近くですが、そこから少し東に行くと、会場の隣に公園があります。
宮前公園と言って、人や自転車しか通れない神楽橋で、神楽岡公園と繋がっています。

その、神楽橋は忠別川に架かっていて、そこから駅が見えました。



ここからなら、駅を入れ込む事が出来そうです。

そう目論むカメラマンは、もうすでに数人スタンバイしていました。
花火の打ち上げまで、まだ、2時間以上あるのに。

まあ、私も、人の事は言えませんが。

橋の中央あたりに三脚をセットして、暗くなるのを待ちました。

遠くて、花火が小さくなるかな?と思い、レンズは望遠にしていました。
ところが始まってみると、意外と大きく見えてビックリ!



このままでも、大丈夫なような気もしますが、
もう少し高く上がったり、上がる場所がずれれば、せっかくの花火が欠けてしまいそう。

慌ててレンズを標準ズームに変えて、セットし直し!
2時間以上前から居たのに、何やってんの?って感じよ!
レンズ交換している間の花火は当然、写すことも見ることも出来ないのよ!

これだから、素人はダメね!

今までの経験から、アングルは少し引き気味にして、余裕を持った画像にしました。
思いがけず高く上がることがあるので、その対策です。
小さければ、後でトリミング(切り取り)したらいいのですから、細かいアングルはこの際考えない!

こだわりは、駅と川を入れ込むこと。

花火だけでは、私の写真とは言えないの。
「故郷の風景写真」が、、私のテーマなので。

本当に偉そうなことを言っていますが、実は、花火撮影の設定は、自分の中で曖昧です。
ただ、この日は、今まで以上に長時間の露光で試してみようと思っていました。

今までは、5~6秒が多かったかな?

でも、感度や絞りは、イマイチつかめていなくて、行き当たりばったりの、これまたド素人!


まずは、撮ってみて・・・。

その場で液晶画面を見ると、光が滲んで上手く撮れていないように見えてしまう。
だから、長時間露光は、無理なのかな?と、思ってしまいます。

長時間露光のセルフシャッターが、実はドキドキするのです。
どこで、シャッターを閉じるか?
花火の打ち上げ具合を見ながら、自分で判断するのだから、失敗したらすべて自分のせい。

感度を押さえ、絞りも上げて、そして、露出時間を上げてみる。



これは、9秒の露出。迫力にかけます。


その場では、写りはイマイチだと思って、どうしても、シャッターを開き続ける勇気が出ません。

でも、帰ってパソコンで画像を見てみると、意外とちゃんと撮れている。



これは、11秒の露出。
現場で見た感じより、意外と光がはっきり写っていた。


あ~・・・、やってしまった。
やはり、もう少し、露出時間を長くして挑戦すべきだった!

今回、まあまあ気に入った写真は、そのほとんどが、10秒を超える露出のものでした。



これは、露出が13秒。
いい感じに花火が広がっている。

そうか・・・、次回は15秒や20秒を試してみよう。

しかし、長時間露光は厄介なのです。
撮影に10秒かかると、そのデータ読み込みに10秒かかる。
その10秒の間、撮影は出来ない。

その間に、とっても素敵はな花火が上がっても、それは、目で楽しむだけ。
露光時間が長くなればなるほど、撮影のチャンスは減るのです。

カメラが2台あればねぇ・・・。

そして、最大の失敗は最後の最後。



この花火を13秒の露出で、シャッターを閉じた後、
この日、最後の大玉連続打ち上げが行われました。

その間、私のカメラは、データ読み込み中。

でっかい花火を見上げて、
「あ~あ・・・。」と、ため息をついたのでありました。
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夏の白鳥

2014-07-05 14:58:25 | つぶやき



もうすぐ春・・・4月の”クー”

夏の旅をしている時に、洞爺湖で思いがけず白鳥に出会い、
もちろん、その時、永山新川の白鳥達の事を思い出した。

渡りが出来なくなったあの子達、今頃、どうしているだろう?


ということで、会いに行きました。

残留組の白鳥たちは、夏の暑さをしのぐために、
下流の茂みで過ごしているということを、野鳥の会のおじさんが教えてくれました。

その時、夏もエサやりをするのかどうか、聞くのを忘れました。
エサやりがあるのなら、その時間にエサ場に来るでしょうが、
下流にいるなら、その都度、川をさかのぼって来るのは、体力を使うでしょう。

おそらく、夏場は、自分たちで食料を調達するような気がします。

エサ場の近くに駐車場があるのでそこに車を停めて、河川敷を石狩川に向かって下ります。

永山新川は、下流で石狩川に合流するのです。


左側が川で、草木が生い茂って、川の様子が分かりづらい。


初めの頃は舗装されていたから、歩きやすかったけれど、そのうち、草の生えた砂利道を歩くことに・・・。


これは、来た道を振り返っています。

木が無いと、水も見えるけれど、草むらをかき分けなければ、岸には行けない。



西日が熱くて汗だくで、川の様子は分かりづらいし、白鳥の気配は無いし、
橋を三つほど超えて、その先が、本当に草むらになってしまいそうなので、
そろそろ、諦めるつもりになりました。
最後に、思い切って草むらに入って、岸に近づくと、
パシャリと水が跳ねる音が聞こえました。

カモかな?と思ったら、白い影が見えて・・・。



おお!白鳥だ!
(オオハクチョウです。(^-^; )

白鳥に会いに来た。
でも、諦めかけたから、会えたらすごく感動した!



この場所には、4羽居ました。
もう少し下流にも1羽居ました。




私が名付けた、”クー”や”チーズ”ではないようですが、
それでも、元気に夏を過ごしてくれていて、良かったです。





雪景色や、朝日や夕日を背景にしたり、羽ばたきや飛翔で、
その美しさは、カメラマンを魅了する鳥ですが、
彼らは、今、ただ、生きています。

渡らない、渡り鳥。

そこに生きてくれているというだけで、涙が出ます。

草むらで、足元が不安定で、木々に遮られて、撮影は難しく、
ピントもずれて、手振れも多くて、ちっとも綺麗な写真は撮れません。

腕が悪くて、ごめんね。

そう言って、謝ってみたけれど、そんなこと、彼らには関係ない。
あの子達は、モデルじゃないから。

この子達の、幻想的で煌びやかな写真を撮っても、意味がない。
驚くような美しい写真を撮る技量など持ち合わせていない私に出来ることは、
この子達が、生きているということを撮るだけ。

何のために生きている?

そんなどうでもいいことに悩む人間をよそに、
彼らは、ただ、その命を全うしているのです。

与えられた命を、与えられたままに生きている。

飛べない鳥にも命はある。

生きる意味など関係ない。

命があるから、生きるのです。


この子は、左の羽に傷がありますが、”クー”とは違う印象です。



”チーズ”や”クー”は、元気かな?

冬のエサ場で会えることを、心から、祈るばかり。

その前に、一度でも、会えるといいな。


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まだ、まだ、続く夏の旅

2014-07-01 12:29:23 | つぶやき



結局、この度で、思い切り星空を撮影することは出来なかった。
まあ、それも仕方ない。
風景は、一期一会。

期待した通りの出会いが無くても、ふとした時に素敵な巡り合いが訪れたりするのです。

そして、この日、すぐに、それを体験します。

朝の洞爺湖は、昨夜の霧を残していて、静かで穏やかな風景でした。



実は、昨日の夕方、キャンプ場に近い砂浜に白鳥が居たのですが、
朝、その姿は無く、居るのはカモだけでした。


昨日、夕方のコブハクチョウ


霧が晴れてくれば、雲間から射す日差しも撮れるかもしれませんが、
何時になったら晴れるかもわからないし、もしかしたら、晴れないかもしれない。

帰路の風景も撮りたいから、湖畔の風景には見切りをつけて、さっさと出発しました。

洞爺湖から山間の道を走ると、青空が見えて来て、期待が膨らみます。
しかし、支笏湖に近づくほど、雲行きは怪しくなり、ついには雨が降って来ました。
霧くらいなら、支笏湖を撮影するつもりでしたが、雨は結構強く降っています。

「なんだよ~。」と文句を言っていました。

さっき、風景は一期一会、とか言ったばかりなのに・・・。ははは。

沿岸地方はお天気が悪いようなので、苫小牧には行かず、千歳市を通って帰ることにしました。
ところが、途中、道を間違えてしまい、大幅な回り道をすることに。
ろくに写真を撮ることも無く、ただただ走り続けて、やっと、富良野に続く国道237号線に出ることが出来ました。

ここからは、とにかく北上します。

雲海で有名な「トマムリゾート」の近く、占冠(しむかっぷ)を通り過ぎ、
馬の飼育が盛んな日高町の道の駅で一休みをしました。


道の駅・樹海ロード日高です。

ここのソフトクリームが、また美味しいのよ!
今度は、ラ・フランス味!

ミルク味とのミックスを食べたけど、
濃厚なミルクの味とさわやかなラ・フランスの香りが旅の疲れを癒します。

そこから、また、北に向かうと、南富良野エリアに入ります。
そこには、金山湖と言うダム湖があるのですが、昨年もブログにアップしたような気がするなぁ。
いや、一昨年だったかな?


湖畔には、キャンプ場もあって、芝生が広がり、砂浜もあって、キレイなところです。
駐車場に降り立つと、視界に蠢く者が飛び込んできました。

飛び跳ねた?なに?カンガルー?
ははは、まさかね!

どうやらウサギのようです。
でも、どうしてこんなところにウサギが?
よく分からないけれど、逃げてしまって写真には撮れないだろうな。

それでも、多少の期待を胸に、レンズを望遠に変えて、広角レンズはカバンに入れて、
湖畔に下りようとすると、ウサギは木陰で休んでいました。



そーっと近づいて写真を撮りましたが、人の気配に逃げてしまい、芝生をピョンピョン跳ねて行きます。




少し追いかけましたが、あまり邪魔をしても悪いので、さよならをして、レンズを広角に変えて湖を撮りました。



ここは本当に気持ちの良いところ。
秋の晴天なんて、ステキだろうな、と思います。
星も狙えるかもしれないし・・・。

まさかウサギに出会えるなんて思ってもみませんでしたから、
素敵な出会いに心はウキウキして、旅の終わりに良いお土産になったと喜びました。

帰宅してネットで調べると、おそらく、「エゾユキウサギ」だったと思います。
もちろん、野生です。

あとは帰るだけ!と思っていたら、出会いはそれだけではありませんでした。

湖畔の駐車場を出発して、少し高い位置から湖を展望できる駐車場があるのですが、
そこにキタキツネが居たのです。




子ギツネも居たのですが、直ぐに笹薮に入って、大きい方は別行動しています。
奥に小さく写っている子、分かりますか?

大きい方のキツネは、少し人に慣れているらしく、こちらが動かなければ、自分から近づいてくるほどです。
もしかしたら、観光客にエサをもらったことがあるのかもしれません。
それを期待して、駐車場の付近をウロウロしているのかも・・・。

でも、車が通って危険なので、この辺りには出てこない方が良いと思うのですよね。
近くで見たい気持ちは分かりますが、
お菓子などでおびき寄せる餌付けは、止めて欲しいものです。

人と野生動物は、ある程度距離を保つ必要があると思うのです。



こうして、さまざまな出会いを経験して、私は自宅に戻ったのでした。

なんと贅沢なことでしょう。
自由気ままに走り回って、自由気ままに写真を撮って、
本当に幸せな時間でした。

風景にも、動物たちにも、感謝、感謝!






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