新川通りともお別れし、西野屯田通りへ戻ります。
日差しは弱くなりましたが、暑さが緩んだ感覚はありません。
32.5kmのスポンジポイントも水をかけ続けます。そしてこのあたりで異常にのどの渇きも感じ始めました。
新琴似一番通りへ右折し、前方を確認すると、うっすらと次の目印が見えました。JR高架です。
あまり遠くを見ると顎があがってしまい、精神的にもつらくなります。それでもなるべく前を見ました。
なぜ今回はそれが出来たのか。 脚の痛みはありましたが、攣っているわけではなく、ペースは落ちていても集中力は切れていなかったのが、前を見れた理由のような気がします。
35km通過。
【35km通過時間】 2時間32分19秒 5kmラップ 24分19秒(4分51秒/km)
ここまでくるとランナーもまばらです。
後ろを振り返る余裕はありません。前へ、前へ。 しかし、一つ気になることが・・・八雲さんは
給水所のボランティアさんが声を張り上げて応援してくれます。
ランナーがまばらですから、その声援を一身に受けている感覚です。
新川栄町通りへと右折し、新川駅前を通過。そして再び新川通りへ。
37.5kmのスポンジポイントを通過した時に後ろから声援が聞こえました。
「八雲がんばれ」と。
八雲さんはやはりすぐ後ろにいました。いや、一時は離れたはずです。KENのラップが落ちてきたのもありますが、追いついてきました。
ふっと右後方を振り返るとピンクのランシャツ姿が・・・
自分の世界に入り込んでいた気持ちに火が付きました。
ここで抜かれたらきっとそのまま落ちてしまう。逃げきると。
ピッチをあげました。振り返ることはありませんでした。
38km付近の北大入口が近づいてきました。アミノタンバリン隊がいるところです。
新川通りが大きく右にカーブして、そのカーブの先に見えました。応援団。大きい声援をくれます。
どういう反応をしたのかあまり覚えていません。たしかガッツポーズを片手でしたような・・・・
元気をもらって北大の中へ。
後ろからは八雲さんへの声援も聞こえます。
ゴール後、お互いを称えるする為には、今できる精一杯のことをしないとと思って走りました。
あげたピッチを持続できたわけではありませんが、上げる、下がるを繰り返しながら北大のメインストリートへ。
40km地点はこの直線の先です。
ここも長く感じました。沿道からは惜しみない声援が送られます。
アミノのえみさんの声も40km付近でありました。一応約束の時間に戻ってこれた。
そして40km通過。
時計を見てラップボタンを押した時です。
表示は数字が数字の形をしていないのです。数か月前に電池の交換をしたとき、防水の保証はできないと言われ、大丈夫だろうと安易に考えていたのですが、ここで2005年にホノルルで買った初めてのランニングウォッチが壊れました。
ちょっとショックは大きかったです。
しかし、もうあと2kmです。時間はゴールすれば分かります。
北大の南門へと左折すると、つっちぃの道南太鼓とメルシーの応援。やっと手をあげて応えます。
そして北大を出ました。前方には道庁赤れんがが見えます。
声援はどんどん大きくなります。
赤れんがに入っても見る余裕はありません。
最終関門も南門をでると大通りの手前から最後の花道が見えます。
やっとここで 「帰ってこれたぁ~」と。そしてもう一つ 「もう終わっちゃった」と思いました。しかし最後までしっかり走らないと。
大通りに右折する手前でアミノの応援団。
そして大通りへ。
8丁目のゴールが見えます。 ラストスパートしたいのにペースはあがりません。二人にかわされます。
ペースはあげられないけど、着実に前へ。
サングラスをとりました。(・・・・・・高橋尚子さんみたいに投げないけどね。虎の子のサングラスだから)
両手をあげて、
ゴールです。
振り向いて一礼。多くの声援、ボランティアの皆さん、大会関係者さんへ。
ゴールエリアへなぜかあさ-coさんがいました。
ふっと緊張が緩んだせいか、ふらふら~と。
係員さんから 「大丈夫ですかぁ」と声を掛けてもらって我に帰りました。
「大丈夫です」。
そのあとボーイスカウトの少年から完走メダルを首にかけてもらいました。ちょっとウルッとくる一瞬。
ゴールタイム 3時間7分45秒 セカンドベスト(道マラベスト)
ブログランキングに参加しています。
こちらも応援よろしくお願いします。
【ゴール後】
ゴール後、八雲さんとtodayさんと完走を称え合いました。そして気がつくと一人でフラフラになりながら、給水所へ行き、水とおにぎりを補給。
これだけ暑さにやられたというのに食欲はやられていませんでした。
係の人にシューズのチップを外してもらい、荷物をとりに5丁目へ。恨めしいほど遠く感じました。
コースを見ると次々にランナーが帰ってきています。
荷物を預けたトラックへ脚を引きずりながら歩いていくと、係のお姉さんがすでにバックを用意して待っていてくれました。
「ありがとうございます」と言って道路わきの石の束に座りシューズを脱ぎ、靴下を脱ぐと、右足ぼしきゅうにでっかい水ぶくれ。
痛いわけです。
シャツを着替えてアミノ応援団のもとへ。
すぐにお風呂にいくはずが、応援に夢中になってそのまま4時半過ぎまで。
でも応援できてよかったです。
みんなの真剣な顔、疲れ切った顔、楽しそうな顔・・・・・・いろんな顔が見れました。
打ち上げはグランドホテルの「ビックジョッキ」
今年はアミノだけでなく、jognote、楽走412、URC、大塚製薬と100名を超える大打ち上げ。
7時開始のところがビールが注がれた6時半より実質スタート。
大盛り上がりで、あっという間に2時間半が終了です。
果たして今年の完走率は
翌日の北海道新聞。
「2010北海道マラソン(道、道陸協、北海道新聞社などでつくる組織委主催)が29日、札幌市内を巡る42・195キロのコースで行われ、男子はマラソン初挑戦のサイラス・ジュイ(日立電線)が2時間11分22秒で、女子は原裕美子(ユニバーサルエンターテインメント)が2時間34分12秒でともに初優勝した。
男女のトップ選手と市民ランナーが一緒に走る北海道マラソンは今回で24回目。エントリーした8861人中7959人が出場、5715人が完走した。完走率は71・8%だった。」
さぁ来年の北海道マラソンはどうなる
日差しは弱くなりましたが、暑さが緩んだ感覚はありません。
32.5kmのスポンジポイントも水をかけ続けます。そしてこのあたりで異常にのどの渇きも感じ始めました。
新琴似一番通りへ右折し、前方を確認すると、うっすらと次の目印が見えました。JR高架です。
あまり遠くを見ると顎があがってしまい、精神的にもつらくなります。それでもなるべく前を見ました。
なぜ今回はそれが出来たのか。 脚の痛みはありましたが、攣っているわけではなく、ペースは落ちていても集中力は切れていなかったのが、前を見れた理由のような気がします。
35km通過。
【35km通過時間】 2時間32分19秒 5kmラップ 24分19秒(4分51秒/km)
ここまでくるとランナーもまばらです。
後ろを振り返る余裕はありません。前へ、前へ。 しかし、一つ気になることが・・・八雲さんは
給水所のボランティアさんが声を張り上げて応援してくれます。
ランナーがまばらですから、その声援を一身に受けている感覚です。
新川栄町通りへと右折し、新川駅前を通過。そして再び新川通りへ。
37.5kmのスポンジポイントを通過した時に後ろから声援が聞こえました。
「八雲がんばれ」と。
八雲さんはやはりすぐ後ろにいました。いや、一時は離れたはずです。KENのラップが落ちてきたのもありますが、追いついてきました。
ふっと右後方を振り返るとピンクのランシャツ姿が・・・
自分の世界に入り込んでいた気持ちに火が付きました。
ここで抜かれたらきっとそのまま落ちてしまう。逃げきると。
ピッチをあげました。振り返ることはありませんでした。
38km付近の北大入口が近づいてきました。アミノタンバリン隊がいるところです。
新川通りが大きく右にカーブして、そのカーブの先に見えました。応援団。大きい声援をくれます。
どういう反応をしたのかあまり覚えていません。たしかガッツポーズを片手でしたような・・・・
元気をもらって北大の中へ。
後ろからは八雲さんへの声援も聞こえます。
ゴール後、お互いを称えるする為には、今できる精一杯のことをしないとと思って走りました。
あげたピッチを持続できたわけではありませんが、上げる、下がるを繰り返しながら北大のメインストリートへ。
40km地点はこの直線の先です。
ここも長く感じました。沿道からは惜しみない声援が送られます。
アミノのえみさんの声も40km付近でありました。一応約束の時間に戻ってこれた。
そして40km通過。
時計を見てラップボタンを押した時です。
表示は数字が数字の形をしていないのです。数か月前に電池の交換をしたとき、防水の保証はできないと言われ、大丈夫だろうと安易に考えていたのですが、ここで2005年にホノルルで買った初めてのランニングウォッチが壊れました。
ちょっとショックは大きかったです。
しかし、もうあと2kmです。時間はゴールすれば分かります。
北大の南門へと左折すると、つっちぃの道南太鼓とメルシーの応援。やっと手をあげて応えます。
そして北大を出ました。前方には道庁赤れんがが見えます。
声援はどんどん大きくなります。
赤れんがに入っても見る余裕はありません。
最終関門も南門をでると大通りの手前から最後の花道が見えます。
やっとここで 「帰ってこれたぁ~」と。そしてもう一つ 「もう終わっちゃった」と思いました。しかし最後までしっかり走らないと。
大通りに右折する手前でアミノの応援団。
そして大通りへ。
8丁目のゴールが見えます。 ラストスパートしたいのにペースはあがりません。二人にかわされます。
ペースはあげられないけど、着実に前へ。
サングラスをとりました。(・・・・・・高橋尚子さんみたいに投げないけどね。虎の子のサングラスだから)
両手をあげて、
ゴールです。
振り向いて一礼。多くの声援、ボランティアの皆さん、大会関係者さんへ。
ゴールエリアへなぜかあさ-coさんがいました。
ふっと緊張が緩んだせいか、ふらふら~と。
係員さんから 「大丈夫ですかぁ」と声を掛けてもらって我に帰りました。
「大丈夫です」。
そのあとボーイスカウトの少年から完走メダルを首にかけてもらいました。ちょっとウルッとくる一瞬。
ゴールタイム 3時間7分45秒 セカンドベスト(道マラベスト)
ブログランキングに参加しています。
こちらも応援よろしくお願いします。
【ゴール後】
ゴール後、八雲さんとtodayさんと完走を称え合いました。そして気がつくと一人でフラフラになりながら、給水所へ行き、水とおにぎりを補給。
これだけ暑さにやられたというのに食欲はやられていませんでした。
係の人にシューズのチップを外してもらい、荷物をとりに5丁目へ。恨めしいほど遠く感じました。
コースを見ると次々にランナーが帰ってきています。
荷物を預けたトラックへ脚を引きずりながら歩いていくと、係のお姉さんがすでにバックを用意して待っていてくれました。
「ありがとうございます」と言って道路わきの石の束に座りシューズを脱ぎ、靴下を脱ぐと、右足ぼしきゅうにでっかい水ぶくれ。
痛いわけです。
シャツを着替えてアミノ応援団のもとへ。
すぐにお風呂にいくはずが、応援に夢中になってそのまま4時半過ぎまで。
でも応援できてよかったです。
みんなの真剣な顔、疲れ切った顔、楽しそうな顔・・・・・・いろんな顔が見れました。
打ち上げはグランドホテルの「ビックジョッキ」
今年はアミノだけでなく、jognote、楽走412、URC、大塚製薬と100名を超える大打ち上げ。
7時開始のところがビールが注がれた6時半より実質スタート。
大盛り上がりで、あっという間に2時間半が終了です。
果たして今年の完走率は
翌日の北海道新聞。
「2010北海道マラソン(道、道陸協、北海道新聞社などでつくる組織委主催)が29日、札幌市内を巡る42・195キロのコースで行われ、男子はマラソン初挑戦のサイラス・ジュイ(日立電線)が2時間11分22秒で、女子は原裕美子(ユニバーサルエンターテインメント)が2時間34分12秒でともに初優勝した。
男女のトップ選手と市民ランナーが一緒に走る北海道マラソンは今回で24回目。エントリーした8861人中7959人が出場、5715人が完走した。完走率は71・8%だった。」
さぁ来年の北海道マラソンはどうなる
お陰さまで走りきりました。
別海の前も宜しくお願いします。
生そばある?(笑)
支離滅裂な文章でお恥ずかしい限りです。
来年はぜひこの感動を一緒に味わいましょうよ。
時計が壊れた時のくだりは涙が止まりませんでした・・・