2008GW 帰省編～代官山

草津温泉から帰ったその足で東武東上線に乗り込んだ。
まぁ毎回いっぱいいっぱいのスケジュールである。滅多に帰らないからこんなことになるのだが、たぶん死ぬまで治らないだろ。付き合う人も大変だ。

目的は渋谷：猿楽のカフェ・マキネスティ。
赤羽橋店、麻布十番店につづく３店舗目が４月２６日にオープンした。シアトル在住のオーナーのカフェにかける思いを建築家：伊藤朱子さんがデザインした。シンプルで落ち着いて一人でも入りやすい雰囲気がありかつポップさもある。
※あまりにもこの更新が遅すぎて、明日５月２２日には広尾店もオープンしてしまう。

渋谷駅で花をアレンジしてもらい代官山に東急で行く予定が、出来上がりのあまりの大きさにタクシーを使う。旧山手通りでタクシーを降りるが、数年ぶりの代官山。右も左も忘れた田舎者は持っていた花を道端で見張ってもらい、路地を少し入ったブティックで聞き込み調査。運よく店員のお姉さんは新しく開店したらしいカフェの存在を知っていた。
更に路地を入っていくと記憶に残る建物が目に入る。そしてエスプレッソの香り。
商業施設SARUGAKUの１階に出店されていた。店の前にはお祝いの花が。
こういう開店祝いに駆けつけるなんてのは滅多にないし、花を持って入るのもそうそうあるもんではない。ということで店内を伺うがオーナーらしき人影は見当たらない。
入口で躊躇したその瞬間、その人は後ろに立っていた。

もう夜も６時半を過ぎていて月曜日ということもあってお客さんは１人くらいだった。
花を渡して久々の再開の挨拶。あいかわらず忙しそうだ。
それでもオーナー自らエスプレッソを抽出して頂いた。シアトルの自宅で頂いた味と同じだった。エスプレッソが苦手な妻にこれを飲んでもらいたかった。感想は
心を落ち着かせる香りと、濃厚だが後味がすっきりとしたエスプレッソ。これを頂くとその辺のチェーン系エスプレッソは悪いが飲む気がしなくなる。なんといってもシアトルで頂いたロマーノ、オレンジマキアートの味が忘れられない。もちろん今回も頂いた。
そしてオーナーがこだわる世界の家庭料理。そのなかからルーベンサンドイッチと
エッグズベネディクト。ボリュームも味も中々である。詳細は書かない。オーナー曰く、「来店して発見して欲しい。カフェはお客さんと一緒に育てていくもの」と。
すばらしい技術を持ったスタッフが明るく対応してくれる。もしかしたら行ったその日に新メニューの実験台になれるかもしれない。

時間はあっという間に過ぎた。「また来ます」と別れて代官山の駅に向かった。


今回も有意義な時間を過ごさせて頂いた。
中身のいっぱい詰まったＧＷ・・・前半となった。

そして後半につづくのである。