千歳JAL国際マラソンを走ってきました。
これまでは洞爺湖マラソンの後ということを理由にハーフばかりでしたが、ついにフルを走ることになりました。(笑)
なぜフルかって!?
昨年所属していたR.Nutsのみんさんとフルの団体戦に申し込んでいたんです。
洞爺湖マラソンから2週間。完全に疲れが取れたわけではないけれど、運よくというか、右ハムの痛みは和らぎました。
それdめお2週間でフルマラソン2本というのはどうでしょ。ということで、団体戦とはいえ無茶は出来ません。
「どのくらいで走るのぉ」
と聞かれても、プランがないから回答のしようがない
それでもやっぱり団体戦。ファンランってわけにはいかないですよね。駅伝と一緒。
晴れの予報がはずれて、少し寒いくらいのマラソン日和。
目標はサブスリーとしてスタートしました。
今回は2010年のつくばマラソン以来、心拍計をつけてデータ取りをしてみました。
コースは標高差155m、折り返しまでの前半は上り、後半は下るという,、つくばの平坦なコースとは比較にならないタフなコースですが、さぁどうですかね。
SWAC 木下選手が参戦してくれました。もちろん目指すは優勝。気合い十分です。
スタート前の緊張の瞬間。
前から数列目からのスタートで、ほぼストレスなくスタートすることが出来ました。
まわりに流されることもなく、極めて冷静に入れました。
22kmの折り返し地点まで上りということだったので、構えて走っていましたが、ペースを抑え気味にはいっていたこともあって、苦しいと感じるほどの上昇感は感じませんでした。
それよりも、5kmくらいからSRC904の池田さんの背中が見えてからは、後ろにずっとつかせて頂きました。
洞爺湖では大幅な記録更新をした池田さん。お話は何回かしたことがあったのですが、一緒に走ったことがなかったので。
上りとはいえ、細かいアップダウンを繰り返す中で、平均4分を少しまわる安定したペースで走る池田さんの正確なペース感覚は素晴らしいですし、なによりとっても助かってしまいました。
結局、彼とは30km以降まで並走することとなりました。めちゃめちゃ楽しかったです。
折り返してからはひたすら下ります。
上りよりは、こっちのほうがきつかったです。
34kmでアスファルトのコースに出てからは、もう脚に来ましたね。
でも、この団体戦で同じチームのゆもいさんの背中が元気をくれましたね。
なんとか追いつこうと後を追って走れたのがよかったのだと思います。
一時、36km付近で追いついたのですが、やはり地力の差はいかんともしがたく、最後の2kmはついて行けませんでした。
たぶん35km地点くらいでしょうか。
最後はもうスパートをかける脚は残ってませんでした。
結果は 2時間51分36秒
走りだすときは、「サブスリーくらいでぇ」と言っていたのですが、みなさんのおかげで予想外の好走となりました。
下記が今回の5kmごとのラップタイムです。
5km 10㎞ 15㎞ 20㎞ 25km 30km 35km 40km
21:19 20:45 20:41 20:29 20:32 20:13 20:10 20:08 9:10
ちなみに下記が、この間の洞爺湖マラソンの5kmごとのラップです。
19:12 19:06 20:05 19:36 19:45 19:47 20:49 22:51 9:56
ゴールタイムは2時間51分13秒と、たったの23秒なんです。
洞爺湖のラップはあくまで結果ですが、失敗レースのお手本ですね。
特に赤の部分ですね。
次のフルマラソンは8月26日の北海道マラソンです。
洞爺湖の失敗を繰り返さないよう頑張りたいですね。
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そして、今回ガーミンでとったデータがこれです。
青がペース。
緑がコースの高低差。
一番下の赤が心拍数です。
下りの恩恵もあってか、後半の心拍数のドリフト現象も比較的緩やかですよね。
今回は2010年のつくばと同じく、ほぼペースを保って走れたので、なかなかきれいなデータが取れたと思います。
ドリフト現象は、一定の速度で走っていたとしても、時間の経過とともに心拍数は徐々にあがっていくという現象です。
これは、エネルギー基質の変化(長い運動ではエネルギーは糖から脂肪へと比率が大きくなります)、と心臓の一回の拍出量の減少、体温上昇などが原因です。
マラソンは一定のペースで走りきり、力を出し切ることが理想ですが、たとえ一定ペースでもこういう現象がおこるということです。
自分の傾向を知っておくことで、レースのときの内的、外的コンディションにあわせたペース設定が大事だということですね。
ということで、洞爺湖マラソンは完全に前半オーバーペースだったということですね。
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