緊張感のないままフィールド中央でコートを脱ごうかどうか、荷物を預かってもらうかどうかとどうでもいいことを迷っているうちに15分前に。
トイレも問題なさそうだし、ランシャツでも15分くらいなら寒くないしで、でも帰ってきたらすぐ上着は着たいなぁなんて、本当にスタート前の緊張感なしのまま、結局は着替えだけ預かってもらうことに。
登録選手は最前列ブロックからスタートなので、図々しくも一番前へ
・・・・・なんて度胸もなく3列目くらいへ。
一番前にはあのNO1 M様。
流石の貫禄。
鳥年のKENはスタート位置についても相変わらず緊張感もなくあたりをキョロキョロ。
「知っているランナーさんはどこにいるんだろぉ~」。
そうこうしているうちに5分前。
「腕時計をストップウォッチにしようか、まだ早いか」
なんてまたどうでもいいこと考えている。
腕時計には、しゃむた作成のラップ表。
別大標準記録の2時間50分をぎりぎり2時間49分59秒クリアする設定
(そんなにうまくいくわけないだろっ) で5km毎のスプリット表になっている。
わざわざ作ってくれたというのに、
「せっかくなら5kmのラップ表がよかったなぁ」
などと今更次郎。
すいません。
そして今回からおNEWの腕時計。SOMA300。
ゴールド×ブラックが気にいっています。
ガーミンも考えたけど、勝負レースにはちとわずらわしい。
それに微妙な距離誤差もわずらわしいので止めました。
3分前のコール。
これが北海道マラソンなら、スタートラインにぞろぞろと押し出す感じが、ここ別海はまだまだ。
2分前。
まだまだ。
1分前。
さすがに時計をいじる音、脚をたたく音、顔もたたいているかもしれない。
KENもストップウォッチに表示を変えました。
あっと言う間に10秒前。
スターターが小声でカウントダウン。後ろは全然聞こえないだろう。
3・2・1・・・・・・号砲。
と同時にM様がまるで徒競走のような速さでスタート。
トラックを1周してロードに出ていくのですが、肝心の2番手、3番手はというと
・・・・・・すでにM様はトラック内で一人旅。
KENもリストによれば、最初の1㎞は混雑やアップも考えて4分ちょっとでいいと思ったのですが、なにせM様が速すぎて自分のペースがカメに思えるくらいに遅く感じるのです。
厚別競技場でお金を払い、4分のペース走をやっというのに水の泡。
それに加えてランナー特有の号砲病。
原因はほとんどわからなく、そのほとんどが先天性。
治療はまじめにトレーニングを積むか、座禅で精神を鍛えるか。写経もいいかもしれない。
これが重症になると仮装が加わり、トラック1周でレースが終わる恐ろしい病気なのです。
KENは重症患者ではないものの、やはり未熟者なのか、完治しておらず、M様を追っかけてペースアップ。
追っかけるなんて恐れ多いのですが、並みいるツワモノ先輩ランナーさんをかきわけロードへ。
1㎞通過は3分40秒台。
前を見ればM様の背中は豆粒ほどに・・・・。
そしてKENは4番手。
「これは5kmレースじゃないんだ」
と言い聞かせペースダウン。
しかし、未熟者はすでに舞い上がり、1㎞毎じゃないとペースが確認でいない有様。
それだけスタート直後から脚が軽かったのです。
2kmほど走って左折し、市役所方向へ向かう途中で3分55秒くらいまで落ち着いた。
まだまだ速いと言い聞かせながら、徐々に落としているつもりで走っているKEN。
市役所前の3kmくらいで後ろから足音が。
「速くきてよぉ」
と自分でペースをつくれないKENはすでにレースを他人まかせ。
そのくせ沿道で手を振っている子供には手を振り返す余裕を見せる。
5kmの手前でやっと集団に飲み込まれました。
【5km通過タイム】 19分45秒 (3分57秒/km)
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