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母上を見送った我々は再び荷物を受取りに国内線ターミナルへ。
私達が乗ってきた便のターンテーブルは2番。既に動いていない。取り残された荷物もない。
もしやと思い、近くにいた空港職員のおじさんに尋ねてみるとクレームタグを見せてみろ言う。
よくよく見ると荷物だけは遅れてくる便に乗っているらしい。
ラスベガス12:45発、サンフランシスコ着2:22であった。それから荷物が出てくるまでには30分はかかる。仕方がないので食探しに出ることとなった。
またもや国際線ターミナルのフードコートに戻ることに・・・・・
しかしここで日本食を発見。
「えびす」と言う。
ありふれた名前だが、夢夢は醤油ラーメン。私はカレーライスを注文。これが実に心に染みる味で旅の疲れを癒してくれた。
しかしまだまだ時間があるので場所を変えてコーヒータイム。
ブログの更新をしているとあることに気づいた。ダウンタウンまでの行き方を知らない。
隣にぼけら~と座っている夢夢にさっきのえびすの純和風のおじさんに行き方を聞いてきてと頼むと
「恥ずかしいからいやだ」と言う。
何がはずかしいのか皆目検討もつかないが折角日本人がいるのだから聞かない手はない。
おじさんは快く電車(BART)が行きやすいよと教えてくれた。
やっと時間が来たのでまたまた戻って行くとなんと遅れた飛行機が更に遅れているではないか・・・・
今日はとことんついてないらしい。もう歩きたくないので近くの椅子に座って待つ。
しばらくするとターンテーブルのまわりに人だかりが。すぐに回り出したので近づいてみると
「がこっ」っと音が。
最初に出てきたスーツケースに見覚えのあるバンダナが巻いてあるではないか。
これまでの飛行機搭乗経験で初めて最初に出てきた。何気にうれしい。
しかしこういうラッキーはラスベガスで経験してみたかった。所詮はこういう人生か・・・・
またまたまた荷物を転がしBARTのある国際線ターミナルへ。今日で3回目。おかげでBARTの駅は直ぐに見つかった。
切符を買おうと自動販売機に行くと、なんとカードが使えるではないかさすがアメリカ
しかし不幸にも我らがカードを受け付けてくれない・・・・
仕方がないので隣の自販機で現金購入。しかしこれもまた厄介で、きっかりお金を入れないとお釣りが出てこない。
一人5.15ドルの切符を購入し自動改札へ。ここもまた日本の事情と違って入れた切符が改札内側から出てこないで入れた所に再び出てくる。まぁ日本のようにゲートがあるわけではないが。
やっとホームに入ると運の良い事に電車が待っているではないか乗車しようとする夢夢を引き止め写真を撮ろうとデジカメを構えた瞬間
「プシュ~~・・・・・・」
行ってしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
切れそうな夢夢をなだめつつ、時刻表をみると10分で次が来る。
3:36発ようやくダウンタウン行きの列車に乗り込んだ。
「Powel st」駅 4:06下車
空港から30分でダウンタウンのど真中。スーツケースを転がし今夜のホテル
「The Crawrite Hotel」へ。
こじんまりしていて落ちついたホテル。ついていない一日の疲れを癒してくれそうだ。
ここは無料の朝食付き。そしてなんと夕方5時から6時までワインのテイスティング
が無料で出来ると言うではないか
その恩恵にあずかり赤白計4杯頂戴した。
コンシェルジュのおじさんに明日のナパバレーのツアーを予約してもらい、ついでにホテルの近くのパスタのおいしいレストランを教えてもらった。
本当にうまかった。
長い一日が終わった。
明日も一日ワインテイスティングである。
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