坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

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「北海道山日和」

北海道マラソン2010~コース案内 20kmから30km

2010-09-04 12:32:33 | マラソン大会

【20km~30km】

異変。

そう右足裏の違和感は痛みへと変わっていたのです。

プラス強い日差し。決して苦しいわけではないのですが、スピードを上げられません。

数メートル先の八雲さんには、離されないようにするだけです。

太田選手は少しずつ離れていきます。明らかにラップは落ちています。

ハーフの通過時間が1時間28分だった思います。

後半も同じで走れればサブスリ-です。しかし、このときはそれをそれほど意識していませんでした。

余裕がなかったと言ってもいいでしょう。不覚にも折り返しまでが「長い」と感じていたのです。

2.5km毎に現れる給水とスポンジポイントを頼りに、リズムをなるべく崩さず走ることで頭がいっぱいでした。

すれ違うトップランナーをゆっくり見る余裕もありません。

ハーフを過ぎたあたりで、ランパンのポケットのいれておいたベスパを補給します。

23kmあたりからでしょうか。目印にしていたマンションがはっきり認識できたのは。

前田森林公園入り口手前の白い橋まで来た時にはほっとしました。 「あぁ、ここまでこれた」と。


【25km通過時間】 1時間45分6秒  5kmラップ 21分40秒(4分20秒/km)

そして折り返し。

「よし まだいける。がんばれる、これからだ。」と言い聞かせて折り返しました。ここから先はがんばっている仲間ともすれ違う。出来るだけ見つけてエールを交わそうと。

気分転換もかねて、すれ違うランナーの中に仲間を探しながら手を挙げたり、声を開けたりしながら走ります。

それでもやはりそんなに余裕はありません。

しかし、往路よりは断然短く感じます。

27.5kmのスポンジポイントでも全身に水をかけます。ちょっと重く感じますが、やはり1km程度で乾いてしまいます。

そしてアミノのエイド部隊が待つ30kmポイントまで来ました。

大きな声援をもらいました。本当にありがたいです。

【30km通過時間】 2時間8分  5kmラップ  22分53秒(4分34秒)

短く感じた復路もタイムは嘘をつきません。

1㎞ラップにして、14秒も落ちていました。

幸い、新川通りを終わるころには雲が日を隠してくれたのです。

洞爺湖の時は既に脚が攣り、集中力を保つのも大変な状況でしたが、今回はまだまだ大丈夫です。

ラップが落ちて行っても前を向いていけました。




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最終章は6日にアップします。


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