【20km~30km】
異変。
そう右足裏の違和感は痛みへと変わっていたのです。
プラス強い日差し。決して苦しいわけではないのですが、スピードを上げられません。
数メートル先の八雲さんには、離されないようにするだけです。
太田選手は少しずつ離れていきます。明らかにラップは落ちています。
ハーフの通過時間が1時間28分だった思います。
後半も同じで走れればサブスリ-です。しかし、このときはそれをそれほど意識していませんでした。
余裕がなかったと言ってもいいでしょう。不覚にも折り返しまでが「長い」と感じていたのです。
2.5km毎に現れる給水とスポンジポイントを頼りに、リズムをなるべく崩さず走ることで頭がいっぱいでした。
すれ違うトップランナーをゆっくり見る余裕もありません。
ハーフを過ぎたあたりで、ランパンのポケットのいれておいたベスパを補給します。
23kmあたりからでしょうか。目印にしていたマンションがはっきり認識できたのは。
前田森林公園入り口手前の白い橋まで来た時にはほっとしました。 「あぁ、ここまでこれた」と。
【25km通過時間】 1時間45分6秒 5kmラップ 21分40秒(4分20秒/km)
そして折り返し。
「よし まだいける。がんばれる、これからだ。」と言い聞かせて折り返しました。ここから先はがんばっている仲間ともすれ違う。出来るだけ見つけてエールを交わそうと。
気分転換もかねて、すれ違うランナーの中に仲間を探しながら手を挙げたり、声を開けたりしながら走ります。
それでもやはりそんなに余裕はありません。
しかし、往路よりは断然短く感じます。
27.5kmのスポンジポイントでも全身に水をかけます。ちょっと重く感じますが、やはり1km程度で乾いてしまいます。
そしてアミノのエイド部隊が待つ30kmポイントまで来ました。
大きな声援をもらいました。本当にありがたいです。
【30km通過時間】 2時間8分 5kmラップ 22分53秒(4分34秒)
短く感じた復路もタイムは嘘をつきません。
1㎞ラップにして、14秒も落ちていました。
幸い、新川通りを終わるころには雲が日を隠してくれたのです。
洞爺湖の時は既に脚が攣り、集中力を保つのも大変な状況でしたが、今回はまだまだ大丈夫です。
ラップが落ちて行っても前を向いていけました。
ブログランキングに参加しています。
こちらも応援宜しく願いします。
クリックはこちらです。
最終章は6日にアップします。
最新の画像[もっと見る]
- 日本百名山最難関 幌尻岳・・・チロロ林道コースで行く。後編 3ヶ月前
- 日本百名山最難関 幌尻岳・・・チロロ林道コースで行く。前編 3ヶ月前
- 日本百名山最難関 幌尻岳・・・チロロ林道コースで行く。前編 3ヶ月前
- 日本百名山最難関 幌尻岳・・・チロロ林道コースで行く。前編 3ヶ月前
- 日本百名山最難関 幌尻岳・・・チロロ林道コースで行く。前編 3ヶ月前
- 日本百名山最難関 幌尻岳・・・チロロ林道コースで行く。前編 3ヶ月前
- 日本百名山最難関 幌尻岳・・・チロロ林道コースで行く。前編 3ヶ月前
- 今年もみれたゼブラ雪渓・・・シーズン初テン泊in黒岳 5ヶ月前
- 札幌50峰 冬の人気ルート 百松沢山 8ヶ月前
- 札幌50峰 冬の人気ルート 百松沢山 8ヶ月前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます