春スキーのメッカというのか、夏山登山で有名なのか・・・・
まぁ北海道ではどっちでも有名なんだろう。
暑寒別岳
日本海側の増毛町から車で15分ほど山に入っていくと道路の終点に山荘が見える。
「暑寒荘」
残念ながらデジカメを持っていきながらも肝心のメモリースティックを入れていかなかったというおちで写真が一枚もないのであちこちから拝借させて頂きました。
ともかく5月連休時期は山荘周りはまだまだ雪に覆われていてれっきとした雪山だ。
で、今回はM山さん家族とSさんといういつもの・・・と言っても2回目だが・・・・メンバーで現地集合。私達は275号線で当別から北竜町を通り留萌から増毛町に入るルートを取った。札幌を出る時はぴーかんだった空は留萌に入ると一変し、夕日の美しさで有名な黄金海岸は日本海の荒々しさを見せていた。
地方に来たら温泉。これは北海道では定番。常識なのだ。(おれだけか・・・)
ということで神居岩温泉。
留萌の街から約1km。車で5分くらい。めちゃくちゃローカルな温泉だ。
そしてなぜかめちゃくちゃ田舎道を10kmもジョギングしてしまった。おまけに道に迷って畑仕事をしていたおばちゃんに道を聞く始末。しかし無事に温泉も入って、増毛に向かう。
偶然増毛市街に入る手前でM山家族と合流。M山氏推薦の喫茶店でコーヒーを飲もうと、まるで廃駅に見える増毛の駅に駐車しみんなで道路を横断するまさにその時、目の前を見たことある車が通過した。S氏だ。
現地4時集合をまるで絵に描いたように・・・・いやっ、申し合わせたようにして増毛の街で集合してしまった。
喫茶店のコーヒーはうまかった。なによりマスターの人柄やカウンターに6人程度しか座れない店内の雰囲気もコーヒーをうまくしている感じがする。
そして晩飯の材料を調達しにこれまたローカルなスーパーへ。晩飯はキムチ鍋と決まった。
到着した山荘下の駐車場はそりゃもう大騒ぎというか大混雑で、2回目の私はもちろん、M山氏もS氏もこの時期に 20台近い車があるなんて始めてらしいと言っていた。例年なら2台か3台なのだ。もちろん山荘内もそりゃもう大騒ぎで明日の山スキー目的の人達ですっかり宴会場と化している。
そこに山スキーを目的としていない我らが入っていくのはそりゃもう恐縮することこの上ないのだ。しかしここまで来て何しないでは帰れない。しかも山を愛する人は親切だ。われらの入る場所を空けてくれたあげく、先に来て寝床を先に確保していたにもかかわらず一部屋譲ってくれたのだ。しかも大人5人は悠々寝ることが出来る大きい部屋をだ。しかしもうその時はM山家族は日帰りだとは言えなかった・・・・・
キムチ鍋を囲んで2年ぶりの暑寒荘。
たくさん食って、たくさん飲んで、多くを語った。酔って自分の事ばかり話していたらしい。付き合って聞いてくれたS氏に感謝します。wwwww
そして翌日。
雲一つ無い快晴なのだ。こんなもんだ。なにも用意していない時に限ってこうなのだ。前回はびっしり準備してきたにもかかわらず空が荒れた。
だけど帰りの日本海は素晴らしかった。石狩の海岸線から小樽、積丹岬までくっきりだ。おまけに遠くは羊蹄山まで見える。北海道の早春の風景を満喫だ。これだけの風景はなかなかお目にはかかれないだろう。
これがあるから北海道はやめられない。
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