そういえば、ボランティアという名前のついたボランティアをしたのはこれが初めてのような気がする。
この日、12月8日。ハワイアンコンベンションセンターの1階ロビーに8時20分に到着した。集合時間の10分前。基本中の基本だ。しかしである。8時半を過ぎてもJALの担当者は現れない。夢夢は1階噴水前が集合場所と言い張っていたが、10分も予定を過ぎると頭の片隅なあった3階の可能性を思い出したようだ。案の定JALの担当者はそこで待っていた。
Meeting室に行きボランティア用のキャップ、Tシャツと首から下げるストラップを受取り、早速会場入り。簡単に仕事の内容を説明してもらう。内容はマラソンに参加する人達が自分のゼッケンとタイムの自動計測用ICチップの入った封筒を引き換えに来るのでそれを引き換え証を確認しながら渡すと言うものであるが、間違えたらとんでもないことになるのである。
我々日本人ボランティアは基本的には日本から申し込まれた番号に該当する17000番台から33000番台を担当する。しかし現地やアメリカ本土などから来た外国人はそんなことは関係なしにやっている。そう、殆どの参加者は事前に注意事項を把握して会場にやってくる。我々は間違いなくゼッケンを引き渡し、分からないことはインフォメーションにまわせばいいのである。要はコミュニケーションを楽しむことだ。もちろん良い機会なので外国人ボランティアの中に入っていった。隣はイリノイ州から来たJerryと彼の奥さん。Jerryは70歳でマラソンは走ったことはないが、奥さんはボストンマラソンやニューヨークマラソン、ロンドンマラソンなども走っている達人だ。反対隣はDon、53歳。彼はGMに勤めていたが既に引退して年の半分はニューヨークに住み、もう半分はホノルルで過ごすと言うなんとも羨ましい生活をしている。かれの腹を見る限りマラソンはないと思ったが、一応聞いてみるとやはり走らない、と言うより走れないそうだ。それでも10Kmウォークに参加するだけでもたいしたもんだ。
9時から始まったゼッケンの引き換えには続々と参加者がやって来る。特に圧倒的に日本人が多い。やはり日本のツアーは至れり尽くせりだ。只ちょっと余分な物が多いかな。<o:p></o:p>
本番を明後日に控えた会場は一気にテンションが上がってきた。
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