準決勝の相手は、五年振り準決勝進出で大学日本一6回の関東学院だ。国立での経験はイーブンかと思うが、前の試合で優勝候補の早稲田を破り復活を目指しているので、やはり難敵である。
この試合の見所は、関東はWTB、天理はSOと両CTBと共にバックスに決定力があるのでいかにボールを獲得出来るかだ。しかし、FWのサイズで劣る天理はどのように対応するのか、ちょっと心配であった。
試合は前半早い時間に天理がトライを挙げると27-7で折り返した。後半に入ると関東が立て続けに右サイドを突破して2トライを返され嫌流れになるかと思ったが、この日も絶好調の主将でSO立川が、バックスラインを巧みにコントロールして縦横無尽にグランドを駆け抜けトライを重ね、試合終了前の関東に挑まれたFW戦もしのぎきり見事決勝進出を果たした。
次の試合はよいよ決勝で、相手は三連覇を目指している帝京である。今日よりも厳しい試合になる事は必至だが、フィフティーン一手一つで頑張ってほしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます