4日に行われた関西大学Aリーグの全勝対決をテレビで観戦した。天理大の試合を見るのは昨年度の大学選手権の決勝以来で、昨年の大黒柱立川主将が抜けた新チームは、ここまでリーグ戦4連勝と奮闘しておりどんな戦いをするのか楽しみである。
試合開始後、CTBバイフの縦突破などで15分までにトライを立て続けに三本取りここのまま簡単に行くのかと思ったが、23分に相手にラインアウトからトライを返されてからは、主導権を立命館に握られその後トライとPGを奪われ19-12で前半を終了。
後半に天理が立て直してくる事を期待したが、立命館の攻撃に防戦一方で、攻撃も全く機能せずなかなか敵陣に入る事も出来ないまま試合は進んでいく。そして3分にトライ、23分にPGを決められ逆転された。試合の流れから再逆転は難しいと思われたが、36分に自陣ゴール前右サイドでパスを繋ぎ最後はトライゲッターWTB宮前が抜け出し、50m独走懸命に戻ってきた立命館の選手より一歩早くインゴールに駆け込みトライ!残り時間の立命館の反撃を凌いで勝利を掴んだ。勝負には負けたが試合に勝った。
優勝に向けてはこの試合で出た課題を克服して、三連覇を達成して欲しい!