例年、1月2日には初詣に行く。
以前は、熱田神宮へお参りに行ったが、余りに混み合うので、いつしか大須観音に宮変えした。大須観音の楽しみは、お参りの後に大須の商店街を練り歩くことにもある。
幼少の頃、西区の円頓寺商店街の近くに住んでいたことがあり、下町の商店街の混沌とした楽しさが記憶の奥底に残っている。だから僕は大須のような商店街が大好きだ。浅草だって好きだし、高校生の頃はよく大曽根へも行ったし(改装される前のアーケード)、今の家の前に住んでいたのは勝川の駅前商店街の中にあるマンションだった。
大須には若者が帰ってきた。お正月に混み合うのは当然だが、このように特別ではない日でも結構賑わっている。若者の回帰とともに、当然のことながら若者向きの店が増えた。それに外人も多い。よってエスニックな雰囲気も漂っている。
ただ、僕が興味のあるのはおっさん向けの店だ。
観音様のすぐ近くにある「串平」という串揚屋に入った。7人が肩触れ合いながらカウンターに座れば満員という店。こういう店が好きなんだ。いけてる。
串揚げ1本90円。串カツ、えび串が旨い。ウスターソースをジャブジャブかけて食う。ドテも良い、牛のスジ肉を味噌でしっかりと煮込んだやつ。コリコリした感じと、ゼラチン質のプルンとした感じがミックスして素敵。お酒を熱燗で3合、瓶ビールを1本飲んだ。
「串平」の名物は、実を言うと、オヤジさんだ。ここのオヤジさんは、欽ちゃん(萩本欽一)の弟子を志願したが、車だん吉からもっと芝居を勉強して来いとアドヴァイスを受け、吉本に入り、その後、どういう紆余曲折を経たか知らないけれど、今は大須で串揚屋のオヤジをやっている。未だに初心は貫いており、笑いの集団を作り、定期的に公演を行っている。だから、話が面白いに決まっている。
寝癖のついた髪に、すけた前歯が可愛らしいオヤジさんだ。
はい、記念撮影。パシャり。
大須といえば、必ず寄るのが「かのう屋」という屋台のたこ焼き屋。創業46年という老舗。大学時代からここのたこ焼きを食べている。一時は、長蛇の列が出来ていた屋台だけれど、最近は大須に色々な屋台風の店舗が出来たせいで、そんなに混み合っていない。その分並ばないで買えるからこちらとしては有難い。
ここのたこ焼きは、タレも海苔もかけない、ましてやマヨネーズなんてNo Thanksの実にオーソドックスな醤油味。表面がかりっと焼けていて、でも中身はややクリーミィで醤油の香ばしい味が口の中に広がるもの。
こわそうで無口なオヤジが黙々と焼いていたが、最近は人に任せることが多くなり、やや技術の伝承が問題だが、それでも僕は贔屓にしている。
かのう屋に行くときは、必ず、近くの酒屋で缶ビールを買って持参する。
たこ焼きをガブリ、「熱、熱」といいながら冷えたビールをゴクリ。
お正月という気がしてくる。
以前は、熱田神宮へお参りに行ったが、余りに混み合うので、いつしか大須観音に宮変えした。大須観音の楽しみは、お参りの後に大須の商店街を練り歩くことにもある。
幼少の頃、西区の円頓寺商店街の近くに住んでいたことがあり、下町の商店街の混沌とした楽しさが記憶の奥底に残っている。だから僕は大須のような商店街が大好きだ。浅草だって好きだし、高校生の頃はよく大曽根へも行ったし(改装される前のアーケード)、今の家の前に住んでいたのは勝川の駅前商店街の中にあるマンションだった。
大須には若者が帰ってきた。お正月に混み合うのは当然だが、このように特別ではない日でも結構賑わっている。若者の回帰とともに、当然のことながら若者向きの店が増えた。それに外人も多い。よってエスニックな雰囲気も漂っている。
ただ、僕が興味のあるのはおっさん向けの店だ。
観音様のすぐ近くにある「串平」という串揚屋に入った。7人が肩触れ合いながらカウンターに座れば満員という店。こういう店が好きなんだ。いけてる。
串揚げ1本90円。串カツ、えび串が旨い。ウスターソースをジャブジャブかけて食う。ドテも良い、牛のスジ肉を味噌でしっかりと煮込んだやつ。コリコリした感じと、ゼラチン質のプルンとした感じがミックスして素敵。お酒を熱燗で3合、瓶ビールを1本飲んだ。
「串平」の名物は、実を言うと、オヤジさんだ。ここのオヤジさんは、欽ちゃん(萩本欽一)の弟子を志願したが、車だん吉からもっと芝居を勉強して来いとアドヴァイスを受け、吉本に入り、その後、どういう紆余曲折を経たか知らないけれど、今は大須で串揚屋のオヤジをやっている。未だに初心は貫いており、笑いの集団を作り、定期的に公演を行っている。だから、話が面白いに決まっている。
寝癖のついた髪に、すけた前歯が可愛らしいオヤジさんだ。
はい、記念撮影。パシャり。
大須といえば、必ず寄るのが「かのう屋」という屋台のたこ焼き屋。創業46年という老舗。大学時代からここのたこ焼きを食べている。一時は、長蛇の列が出来ていた屋台だけれど、最近は大須に色々な屋台風の店舗が出来たせいで、そんなに混み合っていない。その分並ばないで買えるからこちらとしては有難い。
ここのたこ焼きは、タレも海苔もかけない、ましてやマヨネーズなんてNo Thanksの実にオーソドックスな醤油味。表面がかりっと焼けていて、でも中身はややクリーミィで醤油の香ばしい味が口の中に広がるもの。
こわそうで無口なオヤジが黙々と焼いていたが、最近は人に任せることが多くなり、やや技術の伝承が問題だが、それでも僕は贔屓にしている。
かのう屋に行くときは、必ず、近くの酒屋で缶ビールを買って持参する。
たこ焼きをガブリ、「熱、熱」といいながら冷えたビールをゴクリ。
お正月という気がしてくる。
前に、大須商店街にあるイタリアンのお店でジャズパーティーがって、行きました。
イタリア村の村長やら、モデルさんやら、カッコイイ人がいっぱいいました。
名古屋もやっぱり捨てたもんじゃぁないですね。
でも、ここで紹介したのは究極のオヤジ店です。
たこ焼き、串かつ、どっちもうまそうですね~
大須観音への初詣も、good idea ですね。
我が家もパクらせてもらおうかな。
おっさんの店最高!・・・さすがですね~!!!
KEVINのそんな素朴さにいつも「ほっ・・と」しとります。
串平の親父さんは、面白いから、是非、一度行ってみて下さい。
何なら、僕が付き合ってもよいです。
今年は韓国で新年を迎えました。
年越しそばもおせち料理も食べられなかったし
初詣まだだし
ちっともお正月雰囲気を味わえなくて寂しです。
うーーおせちぃーー
韓国で迎えるお正月もいいじゃないですか。
でも、最近ウォン高で、韓国の物価は高いと評判ですが、どんな感じでしよう?