虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

ネットボールクラブ

2011-09-05 23:48:37 | 南ア-学校-

今日は、朝からJeppesReef地区の小学校で、
Stem&Reafの授業を行いました。

Stem&Reafは、Datahandlingの一種で、
表などにまとめる際の一つの手段といったところでしょうか。

日本では、授業ではあまり詳しいことは教えていないと思いますが、
南アでは結構メジャーな内容です。

日本でも電車の時刻表などで活用されています。

Stem&Reafについては、Wikipediaを参照ください(リンク)。

さて、話を変えて、
今日は、ネットボールクラブの話。

授業後、明日行われるワークショップの準備のため、
Schoemansdal地区の小学校に行くと、ひさしぶりにみました。

ネットボールクラブ。

この学校は、Combinedschoolなので、Gr.RからGr.9までありますが、
上級生の子どもたちが下級生の子どもたちに
ネットボールのルールを教えているところです。

日本だとクラブ活動の時間が
小学校4年生から取り入れられていますが、
南アには、ほとんどありません。

放課後に子どもたちが自主的に行うクラブは、
南アに来てからほとんど見たことがありません。

応援したいところですが、
せっかく子どもたちが一生懸命教えていたので、
かげながら見守ることにしました。

全員整列!

一人ずつキャッチボール。

今度は高いボールで。


新入者が激増した2つの学校

2011-09-05 12:57:21 | 南ア-学校-

前にも書きましたが、
南アの小学校は、学校登録制。
(学校登録制について:その1その2)

毎年、希望する学校に登録をしに行きます。
進級する場合も毎年必ず、所定の書類を提出する必要があります。
(別途、必要経費を支払う必要がある場合は、別途振込証明書付きで。)

毎年登録することになるので、
翌年に別の学校に変更することができます。

例えば、前年に留年した子(留年制度についてはこちら)や
引越しした子などは、この制度を利用して学校を変えます。

学校側は、許容人数に応じて、入学者数の上限も設けて、
その範囲内で、受け入れ児童数を決定します。

さて、今年、2つの学校で、Gr.1の入学生の数が突然増加した。

一つ目の学校。

昨年までのこの小学校の入学生の数が、学年平均120人くらいでしたが、
今年は、160人になっていました。(約30%増加です。)

この学校の生徒数が急増した理由を、学校の先生に聞くと、
私の巡回校だからだと言われました。

たしかにこの学校、昨年の幼稚園の卒業式に出席した際、
校長先生から私がこの学校の教師として、授業していると伝えていました。

それが理由だとするのは、多少無理がありますが、
もし隊員が入っている学校の新入生が急増するのであれば、
学校のバランスに無駄に影響を与える可能性があるので、
やはり注意が必要になるでしょう。
(周辺校からの反発が予想されるので。)

まあ、おそらく別の理由だと思われますが‥。

もうひとつの学校。

この学校は、今年、いよいよ新校舎ができた学校です。

この学校の生徒数も昨年度に比べて30%以上増えています。

先日、訪れたときも1年生のクラスは、こんな感じになってきました。

1クラスに何人いるか数えられないくらい多い人数です。

クラスを増設する計画もあるとのことでしたが、
過配教員がくるあてもありません。

これでは、かえって教育の質が落ちてしまいます。

どうしたものでしょうか。