今週は、Schoemansdal地区の小学校。
この地区には唯一、
パソコンルームがある学校があります。
私は、算数のアシストが専門なのですが、
日本でも小学校でパソコンの指導歴があるために、
よくパソコンの指導を頼まれます。
今日も算数の通常授業が終わった後、
たまたまパソコン担当の先生から指導補助を頼まれたので、補助しました。
今日のクラスは、Gr.6。
普段私が算数を教えている子どもたちです。
そのため、和気あいあいとした雰囲気で、授業を行いました。
今日のテーマは、
Wordを使って、時間割を作成することです。
「表」を挿入して、そこに必要事項を書き込み、
最後に、カラーリングして終わるという流れです。
今日の内容は、6年生にしては、簡単だったようで、
ほとんどの子どもたちができていました。
ただカラーリングは難しかったようです。
これからの時代、
南アでもパソコンを自由に使いこなせるかどうかが重要になりつつあります。
この学校に限らず、他の学校でも今後パソコンの授業が受けられるよう願います。
さて、以前お話の中にあった、白人の子供が多い学校がありますが、現地では、白人と黒人のなかはどうなのでしょうか?人にもよりますが、多くの人が共存していますか?
お住まいから、白人の多い学校は、どれくらいで行きますか?また、その周辺でも、白人と黒人は仲良く生活はしていますか?
ご回答を宜しくお願いいたします。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
さっそくですが、以下質問に回答します。
①現地では、白人と黒人のなかはどうなのでしょうか?
人にもよりますが、多くの人が共存していますか?
前にも書きましたが、私の任地では
一都市を除いて、ほぼ100%黒人か外国人のみですので、
南ア全体の一般論としては回答しかねます。
ただ私の任地で唯一白人もいる街では、黒人と白人がそれなりに共存していると思います。
完璧に分かりあえているかと言えば、難しいと思われます。
例えば、言語の問題。
白人はアフリカーンス語というオランダ系言語を話し、
黒人は、黒人言語を話します。
もちろんコミュニケーションは、英語ですが、
どちらにとっても英語は、第2言語程度しか能力がないため、
完全に分かりあえているとは思えません。
②お住まいから、白人の多い学校は、どれくらいで行きますか?
車で30~40分程度です。ただし協力隊員は、車の運転を禁じられているので、
実際には乗り合いバスを利用するため、待ち時間を入れて約1時間弱かかります。
③また、その周辺でも、白人と黒人は仲良く生活はしていますか?
南アは、アパルトヘイトの歴史があるため、
いまでも差別には敏感に反応します。
そのため、表立った差別を見かけることはありません。
よって仲良く生活しているかは、分かりませんが、
一見する限り、うまくいっているように見えます。